伝道旅行はパウロだけの働きではなかった
パウロは、少なくとも3回の伝道旅行をしています。
初めは、バルナバと共に行きました。
2回目はシラスと共に、出かけています。
実際に出かけて行って、実際にイエスを伝える働きは
目立ちますし、客観的に見てもすごいと思います。
しかし、そのパウロにも様々な必要がありました。
日々の食事が必要でしたし、旅費も必要でした。
伝道にかかる様々な経費が発生していたのは確かです。
それらの費用を、一体どうしていたのでしょうか?
フィリピの人たち、あなたがたも知っているとおり、
わたしが福音の宣教の初めにマケドニア州を出たとき、
もののやり取りでわたしの働きに参加した教会は
あなたがたのほかに一つもありませんでした。
また、テサロニケにいたときにも、
あなたがたはわたしの窮乏を救おうとして、
何度も物を送ってくれました。
フィリピの信徒への手紙 4章15〜16節
そうです、フィリピの教会から支援がなされていたのです。
もし、支援がなかったらどうなっていたでしょうか?
伝道旅行は、あれほど大きく進められなかったことでしょう。
パウロの伝道旅行と言われていますが、
決してパウロだけが働いていたのではなかったのです。
フィリピの教会の人々も、献げ物をもって支えていたのです。
パウロの伝道旅行は、当時の多くのクリスチャンたちの
共同作業だったのです。
今も同じです。大きな働きは、決して一人ではできないのです。
【今日の聖書】
フィリピの人たち、
あなたがたも知っているとおり、
わたしが福音の宣教の初めにマケドニア州を出たとき、
もののやり取りでわたしの働きに参加した教会は
あなたがたのほかに一つもありませんでした。
また、テサロニケにいたときにも、
あなたがたはわたしの窮乏を救おうとして、
何度も物を送ってくれました。
フィリピの信徒への手紙 4章15〜16節