勇者よ
アビエゼルの人ヨアシュの子ギデオンは、ミディアン人に圧迫された町の中で
小麦を打っていましたが、ミディアン人に奪われるのを免れるため、
酒ぶねの中で、小麦を打っていました。
さて、主の御使いが来て、
オフラにあるテレビンの木の下に座った。
これはアビエゼルの人ヨアシュのものであった。
その子ギデオンは、ミディアン人に奪われるのを免れるため、
酒ぶねの中で小麦を打っていた。
士師記 6章11節
そのギデオンに対して、主のみ使いは語りかけます。
「勇者よ、主はあなたと共におられます。」
ギデオンを主は「勇者」と見ておられたのです。
隠れて麦を打たなければ、敵に奪われてしまうということは
明らかにミディアン人の方が強いわけで、
ミディアン人に負けていた状況です。
敵の目を避けて隠れている、どう見ても勇者ではないギデオン、
彼を主は「勇者」と呼ばれています。
彼は、後になって文字通り、勇者として民を率いて大勝利をもたらしました。
主が共におられるならば、誰もが勇者となれるのです。
今日私たちは、主にあって勇者なのです。
主によって戦えば、霊的戦いに必ず勝利できます。
【今日の聖書】
主の御使いは彼に現れて言った。
「勇者よ、主はあなたと共におられます。」
士師記 6章12節