今日のできごと


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2017/10/15(日)



一致を保つ

 1.信じると神の子とされ神の家族の一員になり一つになる

 イエス・キリストを信じた時点で、神の子とされます。

 しかし、言は、自分を受け入れた人、
 その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。
 ヨハネによる福音書 1章12節

 ここでいう言とは、イエス・キリストのことですから、
 イエス・キリストを受け入れた人、イエスの名を信じた人々は
 神の子となる資格が、与えられるのです。

 あなたがたは皆、信仰により、
 キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。
 ガラテヤの信徒への手紙 3章26節

 2.信じた時点でキリストにあって一つとされている

 キリストを信じた者すべてが、神の子であるなら
 すべて、神の家族の一員なのです。神の家族はひとつですから、
 信じた時点で、信者はキリストにあって一つとされているのです。

 平和のきずなで結ばれて、
 霊による一致を保つように努めなさい。
 エフェソの信徒への手紙 4章3節

 エフェソの信徒への手紙には、一致を保つようにと勧められています。
 「これから一致していくように」ではなく「一致を保ちなさい」なのです。
 ということは、信徒の集まりである教会は、すでに一致しているのです。

 3.一致を保つ努力をしながら人生を歩んでいる

 それを保つよう努力しなさい、ということになります。
 ちょうど夫婦の関係と同じです。夫婦も、結婚した時点で一つになりますが、
 その後も、一致を保つ努力をしていくのです。

 愛は、何もしないのではなく、相手のために最高の努力をします。
 自分を相手のために、力を尽くしてささげます。
 力を尽くし、心を尽くし、思いを尽くすというのには努力が必要になります。

 教会もそれと同じで、元々一つなのです、それを保ってゆくように
 それぞれが努力をしてゆくのです。
 人間的な努力ではなく、聖霊の力によって聖霊の導きに従って行う努力です。

 それは一言で言うと、愛するということです。

 一切高ぶることなく、柔和で、寛容の心を持ちなさい。
 愛をもって互いに忍耐し、
 エフェソの信徒への手紙 4章2節

 一致を保つというのは、高ぶらないで相手を敬い
 怒ったり争ったりせずに、柔和で寛容な心を持ち
 相手を自分自身のように愛してゆく、積極的な行動なのです。

 むすび.

 互いに愛し合い、人を自分自身のように愛しながら
 一致を保ってゆくこと、これこそが神が私たちに願っておられる
 生き方なのです。そこには、聖霊の力がどうしても必要になるのです。

 【今日の聖書】
 一切高ぶることなく、柔和で、寛容の心を持ちなさい。
 愛をもって互いに忍耐し、平和のきずなで結ばれて、
 霊による一致を保つように努めなさい。
 体は一つ、霊は一つです。
 それは、あなたがたが、一つの希望にあずかるようにと
 招かれているのと同じです。
 主は一人、信仰は一つ、洗礼は一つ、
   エフェソの信徒への手紙 4章2〜5節


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