昨日は、日本聖公会の松江教会で行われています
バックストン(Barclay Fowell Buxton)の勉強会に
参加させていただきました。
昨年発行されました、バックストン著作集
1の輪読会です。
この日は、赤山講話の「金の燭台」
2を皆さんで輪読し、
読んだ感想を、発表しあいました。
「金の燭台」はゼカリヤ書4章1〜6節の説教です。
『権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって。』
の箇所から、当時の教職者に向けたメッセージでした。
火のない燭台が無益なように、燭台である私たちは、
ペンテコステの火がつけられなければ、闇を照らせないこと、
3、
伝道は、自分の力でなく、神の霊によってなすべきこと、
4、
神は、私たちに絶えず霊を与えたいと願っておられること
5、
私たちは、絶えず神に霊をいただくことができること
6、
私たちの罪が、神の油注ぎをとどめてしまうこと
7、
ペンテコステの日になって初めて、
何もできなかった弟子たちに、聖霊の火がともされたこと
8、
私たちは今、火のバプテスマを受け入れるべきこと
9など、
まるでペンテコステ派の教会の説教のようでした。
アッセンブリーの聖会で語られているような内容でした。
説教の内容は、ペンテコステのメッセージといえるでしょう。
神は唯一であり、真理はひとつですから、
真に神を求め、神のみ旨を求めてそれを知っていけば、
教団教派を超えて、ひとつの真理へと導かれてゆくことでしょう。
日本聖公会の教会に行って、赤山講話から
聖霊のバプテスマについて共に学び、
とても有意義な時間を、過ごすことができました。
1 「説教1赤山講話」(『バックストン著作集』 第1巻,
いのちのことば社,2015年)
2 前掲書, 54ページ
3 前掲書, 59ページ
4 前掲書, 59ページ
5 前掲書, 59ページ
6 前掲書, 59ページ
7 前掲書, 63ページ
8 前掲書, 68ページ
9 前掲書, 69ページ
【今日の聖書】
すると彼は、私に答えてこう言った。
「これは、ゼルバベルへの主のことばだ。
『権力によらず、能力によらず、
わたしの霊によって。』
と万軍の主は仰せられる。
ゼカリヤ書 4章6節