現在の日本で牛と言えば、牛肉か牛乳を想像すると思います。
「豚より牛だよ」と言えばやっぱり肉を思い浮かべるでしょう。
牧場の牛を思い浮かべると、乳牛を思い出すのではないでしょうか?
単に「牛が好き」と言えば、ステーキが好きなのかな?
牛丼かな?焼肉かな?ビーフハンバーグかな?と考えます。
けれども聖書で牛と言えば、やはり神様への献げものです。
聖書の中では、羊が神様への献げ物としては代表的ですが、
牛は神様への献げ物として、レビ記の一番最初に出てきます。
神様への焼き尽くす献げ物の最初に出てくるのが、牛です。

こんなに大きな動物を、殺して捧げるというのは
かわいそうなことだなと思います。
けれども、牛どころか神のひとり子イエス様が、
私たちの罪の身代わりとなって、
十字架で犠牲となって死んでくださったのです。
私たちの罪の刑罰を、十字架の上で受けてくださいました。
イエス様を信じる人は、誰一人もれることなく
罪がゆるされます。そして永遠の命が与えられます。
死んでも続く命に生きてゆくことができるのです。
【今日の聖書】
イスラエルの人々に告げてこう言いなさい。
あなたたちのうちのだれかが、
家畜の献げ物を主にささげるときは、
牛、または羊を献げ物としなさい。
牛を焼き尽くす献げ物とする場合には、
無傷の雄をささげる。
奉納者は主に受け入れられるよう、
臨在の幕屋の入り口にそれを引いて行き、
手を献げ物とする牛の頭に置くと、
それは、
その人の罪を贖う儀式を行うものとして受け入れられる。
レビ記 1章2〜4節