今日のできごと
2016/7/20(水)

 
 今日は祈祷会でした。
 エステル記の9章20節から10章3節までを読みました。
 エステル記の最後の部分です。
 モルデカイは、民族絶滅から救われたことを忘れないために
 絶滅から救われた事実を、文書として書き残しました。
 さらに、毎年祭りを行って祝うことを定めました。
 それがプリムの祭りです。
 文書と祭りによって、忘れないようにさせたのです。
 祭りの名前をプリムとしていますが、プリムというのはくじのことです。
 しかもそれは、自分たちを滅ぼそうとしたハマンが投げさせたものです。
 自分たちを滅ぼすために投げられたそのくじの名前が、
 祭りの名前になっています。
 祭りの名前を説明すると、それがすなわち出来事の説明になります。
 子「プリムって何?」
 親「くじのことだよ」
 子「なんでくじなの?」
 親「それはハマンが、ユダヤ人を滅ぼすために投げさせたのが
   くじだからだよ」
 子「ユダヤ人は滅ぼされちゃったの?」
 親「ハマンの悪巧みは覆されて、逆にハマンが滅びたんだよ」
 という具合に説明ができます。
 これは一つの知恵でしょう。
 
 神様のみわざを覚えておくために、
 記録し、祭りを定め、記念の名前を付けておく。
 そのことによって、神様は絶対絶命のピンチから
 必ず救ってくださり、守ってくださるお方であることが
 後々まで伝えられていったのです。
 大事なことを覚えておくこと、伝えることが大切です。
 【今日の聖書】
 わたしは心を尽くして主に感謝をささげ
 驚くべき御業をすべて語り伝えよう。
 詩編 9編2節