今日のできごと
2016/7/19(火)

昨日の山陰聖会の続きです。
ヨハネによる福音書16章は、イエス様の最後の言葉のひとつです。
イエス様は、弟子たちがこれから自分に対して
どういうことをするか知っていました。
それは、裏切るということです。イエス様は
ペトロが、自分の面前で否定すると知っていました。
全部ご存知でありながら、恨まずに言った言葉が記されています。
だが、あなたがたが散らされて自分の家に帰ってしまい、
わたしをひとりきりにする時が来る。
いや、既に来ている。
しかし、わたしはひとりではない。
父が、共にいてくださるからだ。
ヨハネによる福音書 16章32節
彼らはもう少し経ったらどういうことをするか、
それをすべて知っておられていたにもかかわらず
弟子たちを最後まで愛しておられました。
弟子たちから裏切られるのは大変なことです。
それなのに、そういう弟子たちを愛することが
なぜできたのでしょうか?
それは、父なる神様がご自分とともにいるという確信があったからです。
父なる神様と、いつも一緒という確信があったからです。
人間的には寂しさの極みでしたが、父なる神様が一緒にいる
このことが十字架を前にした、イエス様を支えていたのです。
私たちに必要なのはこれです。
いつも神がともにおられるという確信、これこそが
私たちを、いついかなる時でも私たちを支えるのです。
【今日の聖書】
あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。
わたしは世の終わりまで、
いつもあなたがたと共にいる。」
マタイによる福音書 28章20節