パウロと働きを共にした人々は、たくさんいます。
　いろいろな人がいました。
　マルコは第一回伝道旅行で、途中で離脱してしまいました。

　そのため、パウロは第二回伝道旅行には連れていきませんでした。
　伝道旅行にマルコも一緒に連れて行こうとしていたバルナバと
　激論が起きますが、パウロは断固として態度を変えませんでした。

　そのためバルナバと別々に行動することになってしまいます。
　しかし、そのマルコは、テモテへの手紙二によると、
　パウロに招かれています。

　「彼はわたしの務めをよく助けてくれるから」とも言われています。
　デマスに見捨てられ、クレスケンスも、テトスもいなくなり、
　ルカだけがともにいる、そんな中でパウロはテモテに願っています。

　「マルコを連れて来てください。
　　彼はわたしの務めをよく助けてくれるからです。」
　　テモテへの手紙二　４章１１節

　人は変えられていきます。
　主によって成長させられるのです。
　マルコは「途中離脱した不適格者」のままではなかったのです。

　【今日の聖書】
　デマスはこの世を愛し、
　わたしを見捨ててテサロニケに行ってしまい、
　クレスケンスはガラテヤに、
　テトスはダルマティアに行っているからです。
　ルカだけがわたしのところにいます。
　マルコを連れて来てください。
　彼はわたしの務めをよく助けてくれるからです。
　テモテへの手紙二　４章１０〜１１節