今日のできごと


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2016/6/24(金)


 今日はルツ記4章を一緒に読んで、分かち合いをしました。
 ルツ記の最後の章で、神様の大きな恵み、逆転の恵みを
 教えられる箇所でした。

 1章では、ナオミもルツも夫を亡くし、
 厳しい困難な状況で、ベツレヘムに帰ってきています。
 ナオミは、「全能者がわたしをひどい目に遭わせたのです。」

 と言っています。1章13節を見ると、ナオミが
 「主の御手がわたしに下されたのですから。」とも語っていますから
 「主が私の罪を裁かれた」と思って嘆き悲しんでいたのでしょう。

 けれども決してそうではありませんでした。
 一旦は苦しいところを通らされましたが、
 それにも勝る素晴らしい恵みを、手にしているのです。

 嫁のルツが、自分の親戚の一人であるボアズと結婚し、
 主が子供を身ごもらせ、オベドが生まれます。
 ナオミはその子を、養い育てるようになるのです。

 ナオミはその乳飲み子をふところに抱き上げ、
 養い育てた。
 ルツ記 4章16節

 主に裁かれて私はもうだめだ!と思っていたナオミでしたが、
 実は主は、大きな大きな恵みを用意しておられました。
 主なる神様は、ナオミを裁いて見捨てておられたわけではなかったのです。

 私たちの神様は、信じるものを決して見捨てることなく、
 その罪をイエス・キリストの十字架によって赦してくださり
 裁きではなく、恵みを与えてくださるお方なのです。

 裁かれて、見捨てられてしまったように見えることがあったとしても
 そうではなく、その困難な状況を通して、もっと素晴らしい恵みへと
 導き入れてくださるんだということを、信じて待ち望んでいましょう。

 私たちの神様は、限りない愛で私たちを愛してくださっているのです。

 【今日の聖書】
 女たちはナオミに言った。
 「主をたたえよ。
 主はあなたを見捨てることなく、
 家を絶やさぬ責任のある人を今日お与えくださいました。
 どうか、
 イスラエルでその子の名があげられますように。
 ルツ記 4章14節


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