今日のできごと
2016/6/13(月)

ある方がプールのウォータースライダーで、トラブルを経験しました。
そのスライダーは、専用の浮き輪に乗って滑り降りるものだった
のですが、振れ幅が大きすぎて途中で浮き輪が外れました。
浮き輪が先に流れて行ってしまい、本人は取り残されてしまいました。
浮き輪で滑るタイプのスライダーは、人だけだと滑らないように
なっているようで、そこで止まってしまいました。
ゴールまではまだ遠く、高さも結構あったので、
脱出するには、そのスライダーを、自力で降りていくしかありません。
本来、浮き輪に乗って勢いよく滑り降りていくところを、
えっちらおっちらと、座った姿勢で手と足を使って降りて行きました。
たどり着いた先で監視員の方から、けがはありませんかと尋ねられ
特にありませんと答えて、それで一件落着でした。
このようなトラブルの場合、どうやって救出するのでしょうか?
スライダー上で立ち上がったら、落ちる危険があります。
救出する方も、上から座った姿勢で降りてくるしかないでしょう。
体力もいりますし、時間もかかります。
浮き輪に乗っていれば、快適なスライダーも、
浮き輪から飛び出してしまうと、
「動きの取れないトンネルの中」ということになってしまうのです。
私たちの人生も、似ています。
浮き輪に乗って快適に滑り降りているのが、神と共に生きる人生です。
本来、神とともに生きるように作られているにもかかわらず、
神から離れ、罪の中で身動きが取れずにいる状態、
それが、浮き輪から落ちてしまって動けない状態です。
本来的な生き方ができずに、罪の中でもがいている状態です。
キリストによって罪がゆるされて、神のもとに立ち返ると、
浮き輪に、再び乗った状態に戻ります。
一旦浮き輪に乗れば、快適に本来の滑り方で降りてこれるのです。
人間として本来あるべき姿で、生きることができるようになるのです。
キリストを信じることは、一生続きます。
途中で落ちてしまわないように、しっかりと信じていましょう。
浮き輪のウォータースライダーに乗るときも、
手を浮き輪から離さないで、しっかり握っていましょう。
【今日の聖書】
わたしは、
戦いを立派に戦い抜き、
決められた道を走りとおし、
信仰を守り抜きました。
テモテへの手紙二 4章7節