今日のできごと
2016/6/11(土)

いよいよ暑くなってきて、プールの季節になってきました。
水の事故には、十分気を付ける必要があります。
私も小学生のころ、プールでおぼれたことがあります。
ちょうどプールの中央部分の水深が、深くなっていて、
いつも気を付けていたのですが、その日に限って忘れていて
疲れたなあと思って足をつこうと思ったら、つかなかったのです。
パニックになって、もがいて浮いたり沈んだりしていたら
監視員の方が、監視台から降りてくるのが見え、
飛び込んで、泳いで近づいてきてくださいました。
プールサイドに引っ張り上げてくださり、無事助かりました。
おぼれている時は、ちょうど水面が天井のように近づいたり
離れたりしている感じでした。上下に行ったり来たりしていました。
おぼれたときは、決してあわててはいけなかったということを
後で教えられました。足がつかなくても、立ったまま平泳ぎの
ように下に足をけって、手で水を下にかけば良かったようです。
あるいは、力を抜いてただ浮いてしまえばよかったようです。
とにかくあわてないことが、一番だったようです。
水難といえば、パウロを思い出します。
パウロは、様々な苦難を味わっていますが
その中に、川の難、海上の難にあったことも記されています。
難船したことも三度あり、一昼夜海上に漂ったこともあったようです。
「一昼夜海上に漂った」と、一言で書いてありますが、
普通そんな体験をしたら、とても一言で終わらせられないでしょう。
それを一言で済ましているところを見ると、想像を絶する困難が、
次から次へと襲い掛かってきていたことが、わかります。
パウロは、次々と困難が押し寄せる命がけの旅を続けていたのです。
パウロの伝道旅行は、いかに困難を極めたものだったことでしょうか!
そのような宣教の結果、キリストが伝えられていったのです。
キリストを伝えるために、パウロは命を懸けていたのです。
【今日の聖書】
鞭で打たれたことが三度、
石を投げつけられたことが一度、
難船したことが三度。
一昼夜海上に漂ったこともありました。
しばしば旅をし、
川の難、
盗賊の難、
同胞からの難、
異邦人からの難、
町での難、
荒れ野での難、
海上の難、
偽の兄弟たちからの難に遭い、
苦労し、
骨折って、
しばしば眠らずに過ごし、
飢え渇き、
しばしば食べずにおり、
寒さに凍え、
裸でいたこともありました。
コリントの信徒への手紙二 11章25〜27節