今日のできごと
2016/4/16(土)

熊本の大変な状況がニュースで伝えられていますが、
東日本大震災のときのことが、思い出されます。
停電、ガスストップ、断水の中で、一番きついのが断水と思います。
自分の体験から言えば、まず第一に水が必要でした。
飲料水は何としても必要ですし、トイレで流す水がないと、
トイレが使えず、たとえ自宅であっても長時間の滞在は難しくなります。
さらに、食事の前後で手を洗ったり歯を磨いたりできないと困ります。
掃除や洗濯にも水が必要です。
大変な時ほど、ゆっくりふろに入って疲れを取りたかったです。
給水車が出でも、汲んでくるのが一苦労でした。
水は1リットル1キロですので、非常に重くなります。
ふろに入る分を汲もうとすれば、200リットルすなわち
200キロ分の水を汲んでこなければならず、結構な作業量です。
20リットルのボトルで、10杯分です。
水を入れて運ぶ容器が必要でしたが、
東日本大震災直後は、ほぼ店頭から消えていました。
真っ先に必要なのは、水を入れるボトルではないかと思います。
私の場合一番うれしかったのは、実際に現地に来てくださって
水を給水車から汲んできてくださったことでした。
大量の水を汲んできてくださったおかげで、
水の心配をせずに活動を始めることができました。
そして1か月ほど続いた断水を乗り切ることができました。
今回も、断水のところが多いと思いますので、
その支援が必要と思います。
【今日の聖書】
さて、あなたがたがわたしへの心遣いを、
ついにまた表してくれたことを、
わたしは主において非常に喜びました。
今までは思いはあっても、それを表す機会がなかったのでしょう。
フィリピの信徒への手紙 4章10節