05年 7月31日
「幼子に学ぶ」
マタイの福音書 18章1〜5節
暫くの間弟子たちはイエス(キリスト)と共にいた。
にも拘らず,弟子たちの心はこの世的なものの考え方に蝕まれ、
病んでおり,容易に癒されるものではなかった。この世は,
「偉いもの」にこそ価値があると、今も私たちの耳元に大きく囁く。
しかしイエスはそれを否定し,宣言された。
「この子どものように,自分を低くする者が,天の御国で一番
偉い人です。」イエスは価値観を逆転された。
天の御国に入る条件とは「あなたが偉くなる」ことではなく
「神の前に悔い改める」ことだ。永遠のいのちに至る第一歩とは,
いかに自分が神から遠く離れているかを知ることなのだ。