2010.7.29 ルカ10章1~24, 25~37

1~24 イエスは、弟子70人を選び病人を直し、神の国があなたがたに近づいたと述べるように、2人1組で町や村へ遣わした。弟子たちはイエス様の名によって悪霊を追い出すことができた。これは弟子たちの信仰の力ではなく、イエス様を遣わした神の力による。イエス様が神の子救い主であることは、幼子(普通の貧しい人)で、イエス様が知らせるように決めた人のみが知ることができ見ることができた。身分の高い人や知識人はそれを聞き、見ることができなかった。

25~37 パリサイ人がイエスに聞いた。「永遠の命を得るにはどうしたらよいか」。「律法にはどう書いてあるか」。「神を信仰することと隣人を愛すること」。「その通りです。それを実行すれば永遠の命を得る」と答えた。さらにパリサイ人は「では私の隣人はだれか」と問うとイエスは良きサマリヤ人のたとえを話し、「強盗に襲われた人(ユダヤ人)にとっての隣人はだれか」と聞いた。「情けをかけた人です」とパリサイ人は答えた。イエスは「あなたも同じことをしなさい」と言った。サマリヤ人を差別し、卑しめていたユダヤ人が災難にあった時、そのユダヤ人を助けたのは誠実なサマリヤ人だった。身分は卑しくても、誠実に困った人を助ける良い隣人になることを説いている。

マーク・マグヌソン