なんどもそうだん室(ひつ)こにもどる
  

Q ぼくのクラスにすごくらんぼうな子がいるんだよ。なにもしないのいきなりたたいたり、けったり、ものをかくしたりするの。学校(がっこう)にいきたくない。ど〜しよう。  

  大変(たいへん)だね。いるんだよね。そんならんぼうな子(こ)が。
 ドラエモンにはジャイアンが登場(とうじょう)するし、どのテレビ番組(ばんぐみ)でも「いじわるさん」が出(で)てくるね。どうしたらいいのだろうか。
 まず、力(ちから)と力(ちから)でぶつかりあうことが考(かんが)えられるよね。  逃(に)げずにぶつかっていくときに(何(なん)でもケンカをしなさいということではないよ!)あんがい「オー、おまえもなかなかやるじゃん」となる。そして、いい友(とも)だちになったりする。
 でも、いつでもこんなふうになる訳(わけ)ではない。その時(とき)には、だれかの助(たす)けが必要(ひつよう)だ。イエス様(さま)を信(しん)じているお友(とも)だちはイエス様(さま)が共(とも)にいてくださる。そしてよい知恵(ちえ)をあたえてくださる。いっしょにいのりあえる人(にん)がいれば最高(さいこう)だ。
 またそのらんぼうな子(こ)に困(こま)っている子(こ)も他(ほか)にもいるはずだ。一人(ひとり)でできないことも協力(きょうりょく)していくときに何(なに)か道(みち)が開(あ)けていくものだ。
 けったり、ものをかくしたりというのはもう「いじめ」につながっている感(かん)じだ。  こんなことが続(つづ)くと「お金(かね)もってこい」ということなるときもある。これは、らんぼうをこえてもう「おどし」だ。すぐに教会(きょうかい)学校(がっこう)の先生(せんせい)や家(いえ)の人(にん)に相談(そうだん)してほしい。「いじめ」は、一人(ひとり)では解決(かいけつ)できないことが多(おお)いのだ。
 聖書(せいしょ)には「悪(あく)に負(ま)けてはいけません。かえって、善(ぜん)をもって悪(あく)に打ち勝(うちか)ちなさい。」(ローマ12章(しょう)21節(せつ))とある。すごい約束(やくそく)のことばだね。この意味(いみ)を考(かんが)えてみよう。