ごあいさつ

 聖書研究会では、キリスト教の「聖書」という書物を読んでいます。
 読むといってもそう難しいことではありません。決めた箇所を読み、そこに書
いてある意味を自分自身の中で考えます。お互いに理解できないことや、疑問
に思ったことをみんなで話し合ったりしています。

 聖書はひとつの宗教的な読み物ですが、それを読むことで、私達は自分の内
面や生きかたや死生観を考える機会を与えられています。

 私達は、今は学生ですが、これから何年間後かにはなんらかの医療の場面
に出て行かなければなりません。医療の現場には、治っていく患者さんばかり
ではく、自分がいくら助けたくても、治らない方や目の前で死をとげる方がいらっ
しゃいます。

 そんな時、私達は必ず、人とは一体何なのか、死とは一体何なのか、というこ
とを漠然とでも感じることになるはずです。

 ですから、時間のある学生のうちに、少しでもそのようなことを自分の中で考
えてみるには、良い場だと思います。また患者さんの中にはいろいろな価値観
を持った人がいるので、キリスト教という価値観を持った人に接する時には、役
にも立つはずです。
 一見難しそうで堅苦しい名前のサークルですが、とても和やかな雰囲気のサ
ークルです。

 新入生にかぎらず山形大学医学部の学生なら誰でもWelcomeです。
 お菓子を食べながら聖書を読みに来るくらいの軽い気持ちでお越し下さい。

 クリスチャン学生は各学年にいますが、一学年に数人いる学年もあれば、ひ
とりだけの学年もあります。学年は気にしないで下さい。
 管理人は4年生になって初めて聖書研究会にきました。大丈夫です。
 (他学部の学生には、「山形大学水曜会」や工学部の聖書研究会を紹介でき
ます。)
 聖書は大学においてあるので、買わなくても大丈夫です。お金はかかりませ
ん。
 
 


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