証し (体験談)

金城広育 当教会の牧師


私は1983年に宮崎県に住んでいるときにクリスチャンになりました。
その時のいきさつを少し紹介したいと思います。

クリスチャンになる前
自衛隊入隊
私は24歳の終わりごろ、年齢制限のぎりぎりで航空自衛隊に入隊しました。年下の者に負けな
いため、少しでも早く昇進したいと思い、昇進の早い職種を選びました。また時間があれば、そ
のための勉強も一生懸命にしました。

特別昇進
その成果があって、約2年で2階級ほど飛び越すことができました。遅く入隊した私でしたが、こ
れで18歳で入隊した一部の人たちに追いつき、また追い越すことができたのでした。更なる昇
進を目指していた私でしたが、階級が上がっても、そのことを通しての期待していた幸福は、得
ることができませんでした。

人間関係の悪化
それどころか「私は少し偉くなったのだから、年下の者や階級の下の者は私に尊敬の態度を
見せるべきだ」という私の心の中の態度が、人間関係を悪化させていきました。
そして入隊して4年半が過ぎたころ、私は人生に疲れを覚えました。
自衛隊入隊の前には色んな職場を経験しました。そして人間関係の大変さはどこに行っても
同じであることを思いながら、人間の生きる目的や意味について考えました。

死を望む
人は皆、傷つけたり、傷つけられたりして、いったい人生には何の意味があるだろうか、また、
もし死んだらどうなるのだろうか、と考えたりしましたが、答えは見つかりませんでした。
結局、人は死んだらすべてが終わるに違いない。もしそうなら死ぬのが早いか遅いかの違い
だけではないか、それなら早く死んだほうが早く楽になれるではないか。そのような結論に達
し、楽な死に方を考えるようになりました。

教会に行ったきっかけ
そのような折、基地外での外泊用に借りていた下宿に教会の案内が3度配布されていました。
その当時、私は日本でも最も有力な仏教系の宗教団体に属していたので、キリスト教会に対し
ての悪評しか聞いていませんでした。2度はその案内を丸めて捨てましたが、死を覚悟してい
たその時には一度だけ教会に行ってみようと、足を踏み入れました。

信じる決心
小さな教会でしたが、そこにいる方々の顔は明るく、また温かさを感じました。
「この人たちは私の持っていない何かを持っている。自分は今惨めな気持ちで生きている」と思う
と涙が止めども無く流れてきました。
「イエスキリストを信じるだけであなたも救われます」といわれ、「試しに信じてみよう。もしそれ
がうそならその時に死んでも良いではないか」そう考えたのです。
その晩、信じてみる決心をしただけで、「明日からも生きて行ける」という思いが心に起きてき
たのです。心に小さな火が灯された感じでした。

心と生活の変化
それからは昇進の勉強の代わりに、教会で頂いた聖書を一生懸命に読みました。
そして、教会に行くたびに、また聖書を読むたびに、心に慰めと励まし、希望が与えられていっ
たのです。
人を批判したり、自分の立場を優位に置こうとする思いは、相手を赦し、理解し、愛する心へと
変えられていきました。
私の自衛隊内での人間関係は改善されていきました。

家庭の変化
さらに父のアルコール依存症が原因で暗かった家庭も、私の変化を見た家族の皆が次々とク
リスチャンになって行き、明るい家庭に変えられていったのです。

牧師になる決意
私はこのすばらしい聖書の教えと、キリストの愛を伝えたいと思うようになり、神学校に行き、
牧師となったのです。

私の願い
今、一人でも多くの方にこのすばらしキリストの救いをご自分のものにしていただきたいと願っ
ています。

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