主日礼拝 2018.4.29 Sun

† 安息日の主は誰か  説教:牧田吉和牧師



聖書 ルカによる福音書6章1〜5節
◆安息日に麦の穂を摘む
(1)ある安息日に、イエスが麦畑を通って行かれると、弟子たちは麦の穂を摘み、手でもんで食べた。(2)ファリサイ派のある人々が、「なぜ、安息日にしてはならないことを、あなたたちはするのか」と言った。(3)イエスはお答えになった。
「ダビデが自分も供の者たちも空腹だったときに何をしたか、読んだことがないのか。(4)神の家に入り、ただ祭司のほかにはだれも食べてはならない供えのパンを取って食べ、供の者たちにも与えたではないか。」
(5)そして、彼らに言われた。「人の子は安息日の主である。」

今日の説教で引用する聖書個所

@ 申命記23章26節
隣人の麦畑に入るときは、手で穂を摘んでもよいが、その麦畑で鎌を使ってはならない。

A サムエル記上21章1-7節
ダビデは立ち去り、ヨナタンは町に戻った。ダビデは、ノブの祭司アヒメレクのところに行った。ダビデを不安げに迎えたアヒメレクは、彼に尋ねた。
「なぜ、一人なのですか、供はいないのですか。」
ダビデは祭司アヒメレクに言った。
「王はわたしに一つの事を命じて、『お前を遣わす目的、お前に命じる事を、だれにも気づかれるな』と言われたのです。従者たちには、ある場所で落ち合うよう言いつけてあります。それよりも、何か、パン五個でも手もとにありませんか。ほかに何かあるなら、いただけますか。」
祭司はダビデに答えた。
「手もとに普通のパンはありません。聖別されたパンならあります。従者が女を遠ざけているなら差し上げます。」
ダビデは祭司に答えて言った。
「いつものことですが、わたしが出陣するときには女を遠ざけています。従者たちは身を清めています。常の遠征でもそうですから、まして今日は、身を清めています。」
普通のパンがなかったので、祭司は聖別されたパンをダビデに与えた。パンを供え替える日で、焼きたてのパンに替えて主の御前から取り下げた、供えのパンしかなかった。

B マタイによる福音書12章5,6節
安息日に神殿にいる祭司は、安息日の掟を破っても罪にならない、と律法にあるのを読んだことがないのか。言っておくが、神殿よりも偉大なものがここにある。

C ヨハネの黙示録21章3,4節
そのとき、わたしは玉座から語りかける大きな声を聞いた。「見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり、彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからである。」




♪ 今週の賛美
讃美歌 522 みちにゆきくれし



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