待降節 第2週礼拝 2017.12.10 Sun

† さぁ、目をあげなさい  説教:牧田吉和牧師



聖書 創世記 13章1〜18節
◆ロトとの別れ
(1)アブラムは、妻と共に、すべての持ち物を携え、エジプトを出て再びネゲブ地方へ上った。ロトも一緒であった。(2)アブラムは非常に多くの家畜や金銀を持っていた。(3)ネゲブ地方から更に、ベテルに向かって旅を続け、ベテルとアイとの間の、以前に天幕を張った所まで来た。(4)そこは、彼が最初に祭壇を築いて、主の御名を呼んだ場所であった。
(5)アブラムと共に旅をしていたロトもまた、羊や牛の群れを飼い、たくさんの天幕を持っていた。(6)その土地は、彼らが一緒に住むには十分ではなかった。彼らの財産が多すぎたから、一緒に住むことができなかったのである。(7)アブラムの家畜を飼う者たちと、ロトの家畜を飼う者たちとの間に争いが起きた。そのころ、その地方にはカナン人もペリジ人も住んでいた。
(8)アブラムはロトに言った。
「わたしたちは親類どうしだ。わたしとあなたの間ではもちろん、お互いの羊飼いの間でも争うのはやめよう。(9)あなたの前には幾らでも土地があるのだから、ここで別れようではないか。あなたが左に行くなら、わたしは右に行こう。あなたが右に行くなら、わたしは左に行こう。」
(10)ロトが目を上げて眺めると、ヨルダン川流域の低地一帯は、主がソドムとゴモラを滅ぼす前であったので、ツォアルに至るまで、主の園のように、エジプトの国のように、見渡すかぎりよく潤っていた。(11)ロトはヨルダン川流域の低地一帯を選んで、東へ移って行った。こうして彼らは、左右に別れた。(12)アブラムはカナン地方に住み、ロトは低地の町々に住んだが、彼はソドムまで天幕を移した。(13)ソドムの住民は邪悪で、主に対して多くの罪を犯していた。
(14)主は、ロトが別れて行った後、アブラムに言われた。
「さあ、目を上げて、あなたがいる場所から東西南北を見渡しなさい。(15)見えるかぎりの土地をすべて、わたしは永久にあなたとあなたの子孫に与える。(16)あなたの子孫を大地の砂粒のようにする。大地の砂粒が数えきれないように、あなたの子孫も数えきれないであろう。(17)さあ、この土地を縦横に歩き回るがよい。わたしはそれをあなたに与えるから。」
(18)アブラムは天幕を移し、ヘブロンにあるマムレの樫の木のところに来て住み、そこに主のために祭壇を築いた。



♪ 今週の賛美
讃美歌 494 わが行くみち、いついかに


前奏 あら野のはてに〜グロリア インエクセルシスデオ



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