| シロアム教会 礼拝説教要旨集 |
| 2026年8月 | 2日 | 9日 | 16日 | 23日 | 30日 | 目次に戻る |
| 2026年8月2日 |
| 「人の子イエス」加藤豊子牧師 ルカによる福音書18章31−34節 |
◇ 「今、わたしたちはエルサレムへ上って行く。人の子について預言者が書いたことはみな実現する。人の子は異邦人に引き渡されて、侮辱され、…そして、人の子は三日目に復活する。」(32.33節) 主イエスは12弟子だけを特別に呼んで、ご自分の死と復活について語られました。三度目のことです。 ◇ 「十二人はこれらのことが何も分からなかった。彼らにはこの言葉の意味が隠されていて、イエスの言われたことが理解できなかったのである。」(34節) 三度も繰り返し語られたのに、何故分からなかったのでしょう。それは「隠されていたからだ」とあります。隠されていた、とは覆いが掛けられている様子です。覆いがかかっているのは、聞く人の心の方ではないでしょうか。物分かりが悪く、心の鈍い者よ、と主イエスは言われますが、心が曇っているので見えない、理解できないということです。しかし後に、その隠された意味が明らかになる時、主イエスの死と復活の意味を悟る時が来るのです。 ◇ エルサレムを背にして、失意の内に歩く弟子たちがいました。主イエスが近づいて来られましたが、彼らの目は遮られていて、主イエスだと分かりません。主イエスが聖書全体にわたって解き明かされ、いつものようにパンを裂いて渡されたときに、二人の目が開け、イエスだとわかった。聖書を解き明かしてくださったとき、心が燃えたではないか、と記されています。 ◇ キリスト者として生きるわたしたちの心もいつのまにか覆いがかかったようになり、主の御心が見えなくなっていることがあるかもしれないと思わされます。「人間にはできないことも、神にはできる。」(27節)主イエスはわたしたちの為に救いを成し遂げてくださったお方であり、またわたしたちの心の覆いを取り除いてくださるお方です。 |