説教の要約:2015年1月
 
--------------------------------------------------------------------------------
元旦礼拝:2015年1月1日
 
説教者 加藤信治師
 
今週の聖句
「あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である。」(ローマ12:1)
 
題「礼拝を通して勝利する」(ローマ12:12-16)
1)人生の目的は何か。
金、出世、名誉、財産?、
神の栄光を現すこと。平安に、輝いて召されていく。
2)礼拝者として生きる
礼拝を最も重要なこととして生きる。
@もし礼拝を捧げないなら、
A礼拝を捧げる。讃美、御言葉、喜びが溢れてくる。赦しや癒し、慰めを受け取る。神の臨在に出会う。
3)礼拝とは
@イエス・キリストの御名によって会衆が集まり、共に捧げる礼拝。生きた聖なる捧げものとして自分の身体を捧げる。自分の死を意味する。自分の思い、意志、自我、欲望、固執が死ぬ。
ガラテヤ2:19,20「わたしは、神に生きるために、律法によって律法に死んだ。わたしはキリストと共に十字架につけられた。生きているのは、もはや、わたしではない。キリストが、わたしのうちに生きておられるのである。しかし、わたしがいま肉にあって生きているのは、わたしを愛し、わたしのためにご自身をささげられた神の御子を信じる信仰によって、生きているのである。」
 礼拝とは、自分がキリスト共に十字架に付けられて死に、キリスト共に生き返らされるということ。
A教会外の生き方を通して捧げられる礼拝。(ローマ1:2)。仕事や働き、生き方を通して神を礼拝する。神の御心を行う。証しする。
 
 
 
 
第一主日聖餐式礼拝:2015年1月4日
 
説教者 加藤信治師
 
今週の聖句
「ところが、あるサマリヤ人が旅をしてこの人のところを通りかかり、彼を見て気の毒に思い、近寄ってきてその傷にオリブ油とぶどう酒とを注いでほうたいをしてやり、・・・」(ルカ10:33,34)
 
題「主の憐れみの心に学ぶ」(ルカ10:25-37)
1)律法学者は永遠の生命が得られる教えを主イエスに問うた。神を愛し、自分を愛し、隣人を愛することだと自ら答えつつ、自分がそのように生きているかを問われた。自分の隣人とは誰かをイエスに問うた。ユダヤ人はサマリヤ人と交際しておらず、ユダヤ人にとってサマリヤ人は神に裁かれるべき行いや歴史をたどっている人々であり、愛さず交際しないことが律法的に正しいと考えていた。イエスは憐れみ深いサマリヤ人の譬えを語った。
2)強盗に襲われたユダヤ人を、祭司、レビ人は助けず避けて通って行ったが、あるサマリヤ人は憐れに思い、救急手当てをし、宿に連れて行って介護し、宿屋の主人に面倒を見るように頼んだ。できる限りの愛の配慮をした。この譬え話の後に、誰がこの襲われた人の隣人となったかと問い、あなたも行って同じようにしなさいと言われた。
3)主イエスはパンを割き、ぶどう酒を弟子たちに与えて、多くの人に罪の赦しを得させるために流すわたしの契約の血だと言われた(マタイ26:27)。主イエスの贖いによって永遠の命を得ている私たちが、「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」(ヨハネ13:34、15:12)のいましめに生きるように命じられた。
4)主イエスは憐れみ深い方である。私たちの弱さをご存じである。家畜小屋で生まれ、飼い葉桶にまで下られた(ルカ2:7)。空の鳥にはねぐらがあるが、人の子には枕するところもない(マタイ8:20)。すべてのことについて私たちと同じ試練に遭われた(ヘブル4:15)。地上の旅人として来られた。人々の病を負い、咎を担われた。キリストの打たれた傷によって私たちは癒された。贖いをするために来られた。
 
 
 
--------------------------------------------------------------------------------
 
第二主日礼拝:2015年1月11日
 
説教者 加藤信治師
 
今週の聖句
「見よ、わたしは、あなたの前に、だれも閉じることのできない門を開いておいた。なぜなら、あなたには少ししか力がなかったにもかかわらず、わたしの言葉を守り、わたしの名を否まなかったからである。」(ヨハネ黙示録3:8)
 
題「天の門を開いて下さる方」(ヨハネ黙示録3:7-13)
1)天の聖所において大祭司として仕える神の小羊について。@聖なる者、被造物から明確に区別された、超越された方。Aまことなる者、アーメンである方。神ご自身の言葉を成就される方。欺いたり、偽ったりされない。Bダビデの鍵を持つ者。ダビデの町、天にあるエルサレムの門の鍵。B天の門の開閉の権威を持つ者。
2)天におられるイエス・キリストがフィラデルフィアの教会に宛てた約束。天の門を開かれる。〔死が、罪が、サタンが支配する世にあって。〕
@天国の門。永遠の命が与えられる。〔主イエスご自身が門である。(ヨハネ10:7,9)。〕それはイエスの言葉を守り、イエスの名を否まなかったから。皇帝礼拝を強要され、迫害を受けていた時代に、イエスを主と告白する一人一人に与えられた約束でもある。少ししか力がなかったが:大教会ではなく、人数の小さな教会であったであろう。富んでいる人々が集まっていた教会ではない。ぶどうの産地。ぶどうでしか生計を立てられない。たくさんの奴隷が働かされていた。奴隷やせいぜい小さな中小企業の主人たちに構成されていただろう。しかし、イエスの御言葉に従う教会、イエスを主と告白し、信仰を守り通した。この町の11人の信徒がスミルナで、ポリュカルポスと共に、殉死している。
A伝道の門。1コリント16:8,9。2コリント2:12。主の御言葉に従って伝道した時、伝道の門が開かれた。この世のものを先にするのでなく、伝道を先にすると、門が開かれた。この世の必要は神が満たして下さる。(マタイ6:33)。
 
 
 
--------------------------------------------------------------------------------
 
第三主日礼拝:2015年1月18日
 
説教者 加藤信治師
 
今週の聖句
「父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛したのである。わたしの愛のうちにいなさい。もしわたしのいましめを守るならば、あなたがたはわたしの愛のうちにおるのである。」(ヨハネ15:9,10)
 
題「神共にいます新しい関係」(ヨハネ13:34,35,15:7−13)
1)人間の愛。神無き世、自分の努力で、民主主義によって、愛する。家族を、仲間を、国を・・・守る。しかし、愛せる隣人と愛せない隣人がある。
2)神のいましめ。神を愛し、自分を愛し、隣人を愛する。律法に従う。
3)キリストの新しいいましめ。新しい契約。キリストの割かれた肉と流された血とによって罪が取り除かれる。旧約から新約へ。キリストの十字架と復活によって、罪が赦され、新しい命が与えられる。そして、新しい戒めに生きる。日々古い自分を捨て、自分の十字架を負うて、十字架において死に、キリストに従っていく。私はキリストと共に死にました。そしてキリストが私の内に生きて下さいます。(ガラテヤ2:19,20)。それが命を得る道。新しい命。それは復活のキリストが天に昇られ、聖霊を注いで下さったことによる。
そして新しい戒めに生きる。(ヨハネ13:34、35)「わたしがあなた方の足を洗ったように、あなたがたも互いに足を洗い合いなさい。」(13:14)。
4)父・子・聖霊の神の愛の交わりに加えていただく。その中で互いに愛し合う。
 
 
--------------------------------------------------------------------------------
 
第四主日礼拝:2015年1月25日
 
説教者 加藤信治師
 
今週の聖句
「あなたがたは上にあるものを思うべきであって、地上のものに心を引かれてはならない。あなたがたはすでに死んだものであって、あなたがたのいのちは、キリストと共に神のうちに隠されているのである。」(コロサイ3:2,3)
 
題「キリスト共に神の内に隠されて」(コロサイ2:12-13、3:1-6、12-17)
1)キリスト共に葬られ、キリスト共に甦らされた者である。
 神から遠く離れて生きていた者であった。神の法を知らず、罪の中に死んでいた者、神に敵対して生きていた者である。しかし、御子はその肉のからだにより、死を通して、私たちを神と和解させ、聖なる者として御前に立たせて下さった。(1:21,22)〔キリストは一切のものの上におられる方である。(1:15−)〕
2)キリストと共に甦らされた者であるから、上にあるものを求めなさい。私たちはすでに死んだ者であり、私たちのいのちはキリスト共に、神の内に隠されている。
3)地上の肢体、不品行、汚れ、情欲、悪欲、貪欲を殺してしまいなさい。貪欲は偶像崇拝である。
4)主イエスの徳性を身に付ける。神に選ばれた者、聖なる、愛されている者であるから、・・・・。召されて一体となった。
5)そのために祈りが必要。@罪や汚れを悔い改めて十字架に付ける祈り。Aキリストの甦りと栄光に与る祈り。御国に与る祈り。B教会が一つとなり、主の御心を行っていく祈り。
 
 
--------------------------------------------------------------------------------
 
第主日礼拝:2015年月日
 
説教者 加藤信治師
 
今週の聖句
 
今週の聖句
 
 
--------------------------------------------------------------------------------