題  「 聖書とは 」
    聖書  テモテへの手紙 第二 3章16節
          
   「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教
   えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益で
   す。」
   

      ここで、
「神の霊感によるもので」という文章は、
     原語であるギリシア語セオプニュウストスを訳した
     ものです。この原語の意味は、「神が口から吹き
     出したもので」です。旧約聖書39巻、新約聖書
     27巻、合わせて66巻からなる聖書は、紀元
     前15世紀から紀元1世紀まで
の間に、生きた
     時と所が異なる約40人の人間の著者たちが、編
     集会議も開かずに、各自が神から聖霊によって示
     された神の真理を間違いなく原典に書くように聖
     霊によって導かれることによって成立したものです。 
      したがって、聖書の本当の著者はただひとりで
     あり、それは聖霊なる神です。  
  
    聖書66巻だけが信仰と生活の規範です。聖書
     は神の口が語られたものであるので、神のことば
     です。
      旧約聖書39巻は紀元前400年か遅くとも紀元
     前300年までには確定し、新約聖書27巻は紀
     元397年のカルタゴ会議で正式に承認されまし
     た。
      聖書をバイブルとも言いますが、バイブルと言
     うことばは英語であり、「本」を意味するギリシア
     語ビブロスに由来します。
      聖書は、一人ひとりの人間が罪(神に背を向けた
     生き方)と死(神との交わりのない生き方)から救
     われる道を教える本です。2000以上の言語に
     翻訳されており、世界のベストセラーであり、年間
     10億冊売れていると言われます。 
      奴隷解放に貢献した19世紀の米国の第16代
     大統領アブラハム・リンカーンはキリスト者でした
     が、以下のように述べています。

      「聖書は、神が人間に賜った最も素晴らしい
     賜物である。人間にとって望ましいものはすべ
     て聖書に含まれている。」

 


 
   
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