2階の部屋で

2008年5月4日 復活後第6主日
使徒1:12−14、ヨハネ17;1−11

私達の教会の礼拝堂は、この建物の2階です。日本中の多くの教会はこのように建てられています。土地が狭くて高いので、これは良い方法でしょう。多くの教会は、私達の教会と同じように、1階は交わりのホールです。又、教室や幼稚園の場合もあります。実は、アメリカの多くの教会が似ていますが、1階は地下室になっている場合が多いです。日本では、地下室はとっても珍しいです。

2階に礼拝堂を置くのが好きな理由のもう一つは、最初の教会がそうだったからです。使徒行伝で、弟子達は2階の部屋で集まりました。最後の晩餐も、2階の広間で行なわれていました。同じ部屋かも知りません。ですから、私達の教会の礼拝堂が2階だと思う時、思い起こさせるのは、イエス様と弟子達が集まった部屋です:苦しみを受ける前の晩、復活の後、昇天の後、そして、もしかしたら、ペンテコステの時です。私達も、主と集まり、ほかのキリスト信者達と共に集まります。

この2階の礼拝堂、又、どこの礼拝堂でしても、そこに行く時、何をしましょうか。それは、弟子達やイエス様と同じです。即ち、祈ります。使徒1:14によりますと、「心を合わせて熱心に祈っていた」のです。最後の晩餐の時、イエス様は弟子達の為に祈りました、特に彼らが一つとなるために祈りました:信仰に一つ、愛に一つ、希望に一つ、目的に一つ、宣教の働きに一つ、神様と一つです。これは、現在の教会の絶えない祈りでもあります。

今日、堅信式があります。小教理問答書を学んで、お祝いするのは、私達は信仰によって一つであり、信仰の理解も一つであり、又、イエス・キリストによる救いの希望も一つである事をあらわします。

しかし、教会は「一つ」ではないみたいです。今日のキリスト教会の宗派は、一千以上あります。特に、プロテスタント教会の中には、いろいろの喧嘩があって、新しい宗派があります。私達のルーテル教会も、かなり分裂しています。分裂の原因の一つの例えば、音楽の好き嫌いから、とっても大切なもの、例えば、イエス・キリストの福音の理解まで分裂しています。私達は本当に一つになる事が出来るでしょうか。教会の中の一番大きなスキャンダルとは、この教会の分裂です。キリストによる本当の一致(いっち)が可能でしょうか。

私達、一人一人は罪人です。罪は、私達を神様から引き離します。悪魔は、神様から、又、信者達の交わりから私達を離そうと思います。悪魔が言うのは、信仰は個人的なことである、あなたと神様だけの間のものだと言います。しかし、悪魔はうそつきです。イエス様は信仰が交わりだと言われます。先ず、私達はイエス様と共に一つにされています。又、洗礼によって私達は三位一体の神様と一つにされています。この礼拝堂に集まって祈る時、私達は一つになります。私達を分裂させる罪への赦しの為に祈ります。キリストにあって一つになるように祈ります。このようにして、お互いに一つになります。一つになって、福音伝道の働きをします、即ち、赦しと愛と永遠の救いの福音です。今日、私達が一つである事をお祝いします。それで、祈り、讃美、信仰告白、又聖餐式があります;聖餐式は、聖なる交わりとも呼ばれています、即ち、神様と一つになり、祭壇の方に集まると皆は一つになります。

それで今日、私達はこの2階の礼拝堂に集まりました。子供達が走りまわって、かけて階段を登れば、大人は弱いひざでゆっくり登ります。皆は、主の名前を呼んで、祈ったり、賛美したり、感謝します。

アーメン。

マイケル・ニアフッド、牧師
沖縄ルーテル教会


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