イエスを十字架につけた

2022年4月10日、棕梠の主日


ルカ23:33 「されこうべ《と呼ばれている所に来ると、そこで人々はイエスを十字架につけた。犯罪人も、一人は右に一人は左に、十字架につけた。

聖ルカはそれを歴史上のことのように、又、ニュースのレポートのように述べます。ルカ23:33、「『されこうべ』と呼ばれている所に来ると、そこで人々はイエスを十字架につけた《と。私達が歴史を読む時、テレビの歴史についてのドキュメンタリを見る時、毎日のニュースを聞いたり読んだりする時、自分に大切な事ならば、私達に何かの精神的な反応があります。例えば:驚き、ショック、悲しみ、喜び、絶望、怒り、信じられない、心配、安心などです。人々には、どのような反応があるでしょうか、「イエスを十字架につけた《と聞くときです。

イエス様の弟子達やイエス様に従った人々にとっては、すごく悲しい ニュースでした。驚きではないでしょう。もう3年間権力者達はイエス様を殺そうと思ったからです。でも、もしイエス様が十字架につけられましたら、次は自分達でしょうか。その上、もしイエス様が死んでいましたら、もうイエス様が述べ伝えた神の国への希望が無いでしょうか。イエス様が間違ったでしょうか。

多くの人々は、どうしてイエス様が死刑にされたかふしぎと思ったでしょう。だって、良い人でした。愛と哀れみと恵みを教えました。病気の人を癒して下さいました。悪い事をしませんでした、律法を守りました。このような事件を許す社会はどうなるでしょうか。十字架の上の一人の泥棒が言ったようです。23:40 「お前は神をも恐れないのか、同じ刑罰を受けているのに。23:41 我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。しかし、この方は何も悪いことをしていない。《

イエス様の敵がそのニュースで喜びました。でも、その中のある人はふしぎに思ったのは、どうして石投げでよりも十字架につけて殺したでしょうか。即ち、モーセの律法によりますと、神を侮辱する者が石投げで殺すべきだと言うからです。十字架は正しくない方法です。それはローマのやりかたですが、ユダヤ教の方法ではありません。祭司長たちやパリサイ派の人々はローマを恐れるのでユダヤ教のやりかたでしなかったのでしょうか。怠け者か?又は、自分の手を汚さなかったでしょうか、即ち、イエス様を殺す責任を取りたくないのでしょうか。

大体の人々がそのニュースを聞いて、関心を持っていなかったでしょう。彼らにとって、イエス様はガリラヤから来た問題を起こす人です。問題が解決されて良かったです。

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現代の人々が「イエス様が十字架上で殺された《と聞けば、どう反応するでしょうか。世界のほとんどの人々は、あいにく、関心を持っていません。クリスチャンではないので、イエス様の死が自分の人生に大切であると知りません。福音が述べ伝えられる時、それがノンセンスだと思います。それで伝道が難しいです。

死んだ人の上に宗教を建てる事がおかしいと思う人もいます。殉教者に対するカルトと思います。上思議な事は、キリスト教はもう2000年ぐらい存在しています。キリスト教を侮辱したり、人の個人的な自由をとって非難したりします。

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キリスト信者達が「イエス様が十字架につけられた《と聞く時、どう反応するでしょうか。

私達は福音書を信じるので、私達はイエス様を友達のように愛するから、十字架の話が悲しいです。イエス様の苦しみと痛みが分かる時、恐ろしいと思います。又、彼を十字架につけたローマ人やユダヤ人に対する怒りもあります。上正義だと思います。イエス様は悪い事をしませんでした、どの法律も破りませんでした。しかし、頭の上に書かれた札は正しいでした:本当にユダヤ人の王でした。同時に、私個人の神の国の王でした。

どうしてイエス様が死ぬ必要があったでしょうか。神様でしたら、死なないで世の罪を赦す事が出来たでしょうか。自分の救い主がそんなに弱いように見えるので、信じたらちょっと恥ずかしいかも知りません。

キリスト信者達は、「イエス様を十字架につけた《と聞く時、悲しみと共に、言葉で表す事が出来ない喜びがあります、又、信頼、確信、安心が私達の心の中に湧き出します。何故ならば、自分が罪びとであると分かるからです。そして、イエス様の死によって私達の罪が赦されたと分かるからです。又、3日目に甦られたと分かるからです。それで、私達に永遠の命と救いがあります。

今週、私達が歌う賛美歌が、私達の深い感情をあらわします。寂しさと悲しみと共に、希望と信頼と信仰があります。

イエス様が十字架につけたれました。アーメン。

マイケル・ニアフッド、牧師
沖縄ルーテル教会


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Michael Nearhood, Pastor
Okinawa Lutheran Church


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