福音の管理人

2022年9月22日



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第2朗読  1テモテ2: 1〜 7(新385)
1そこで、まず第一に勧めます。願いと祈りと執り成しと感謝とをすべての人々のためにささげなさい。 2王たちやすべての高官のためにもささげなさい。わたしたちが常に信心と品位を保ち、平穏で落ち着いた生活を送るためです。 3これは、わたしたちの救い主である神の御前に良いことであり、喜ばれることです。 4神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。 5神は唯一であり、神と人との間の仲介者も、人であるキリスト・イエスただおひとりなのです。 6この方はすべての人の贖いとして御自身を献げられました。これは定められた時になされた証しです。 7わたしは、その証しのために宣教者また使徒として、すなわち異邦人に信仰と真理を説く教師として任命されたのです。わたしは真実を語っており、偽りは言っていません。
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福音書  ルカ16: 1〜13(新140)
1イエスは、弟子たちにも次のように言われた。「ある金持ちに一人の管理人がいた。この男が主人の財産を無駄遣いしていると、告げ口をする者があった。 2そこで、主人は彼を呼びつけて言った。『お前について聞いていることがあるが、どうなのか。会計の報告を出しなさい。もう管理を任せておくわけにはいかない。』 3管理人は考えた。『どうしようか。主人はわたしから管理の仕事を取り上げようとしている。土を掘る力もないし、物乞いをするのも恥ずかしい。 4そうだ。こうしよう。管理の仕事をやめさせられても、自分を家に迎えてくれるような者たちを作ればいいのだ。』 5そこで、管理人は主人に借りのある者を一人一人呼んで、まず最初の人に、『わたしの主人にいくら借りがあるのか』と言った。 6『油百バトス』と言うと、管理人は言った。『これがあなたの証文だ。急いで、腰を掛けて、五十バトスと書き直しなさい。』 7また別の人には、『あなたは、いくら借りがあるのか』と言った。『小麦百コロス』と言うと、管理人は言った。『これがあなたの証文だ。八十コロスと書き直しなさい。』 8主人は、この不正な管理人の抜け目のないやり方をほめた。
この世の子らは、自分の仲間に対して、光の子らよりも賢くふるまっている。 9そこで、わたしは言っておくが、不正にまみれた富で友達を作りなさい。そうしておけば、金がなくなったとき、あなたがたは永遠の住まいに迎え入れてもらえる。 10ごく小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実である。ごく小さな事に不忠実な者は、大きな事にも不忠実である。 11だから、不正にまみれた富について忠実でなければ、だれがあなたがたに本当に価値あるものを任せるだろうか。 12また、他人のものについて忠実でなければ、だれがあなたがたのものを与えてくれるだろうか。 13どんな召し使いも二人の主人に仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛するか、一方に親しんで他方を軽んじるか、どちらかである。あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。」
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福音の管理人

聖パウロは、福音の為に正直で信頼できる管理人でした。彼のご主人はイエス・キリストです。異邦人に福音を述べ伝える為に、イエス様はパウロに呼びかけました。招聘しました。テモテへの手紙の中で、それをこのように説明しました、「7私は、その証しの為に宣教者また使徒として、すなわち異邦人に信仰と真理を説く教師として任命されたのです。私は真実を語っており、偽りは言っていません。」ユダヤ人だけではなくて、「私達の救い主である神 。。。4は、すべての人々が救われて真理を知るようになる事を望んでおられます。」宣教の最初の一歩とは、祈りです。それで書きました:「1 まず第一に勧めます。願いと祈りと執り成しと感謝とをすべての人々の為にささげなさい。 2[又特に]王たちやすべての高官の為にもささげなさい。私達が常に信心shinjinと品位hin’iを保tamoち、平穏heionで落ち着いた生活を送るためです。」

王たちや他の権威がある人が教会や信者達を迫害する時、平穏で落ち着いた生活を送る事が難しいです。問題とは、彼らが真の神を知らない事です。神の存在を信じても、救いの方法を知りません。助ける為に救い主が必要と知りません。又、天国への道が多いと思って、多くの助け主や仲介者がいると思うでしょう。現代に対して、正パウロは、同じように言えるでしょう。

それでパウロは福音を話しました:「私達の救い主である … 4神は、すべての人々が救われて真理を知るようになる事を望んでおられます。 5神は唯一であり、神と人との間の仲介者も、人であるキリスト・イエスただお一人なのです。 6この方はすべての人の贖いとして御自身を献sasaげられました。これは定められた時になされた証しです。」ここで「贖い」と言う言葉の意味とは、「十字架」です。普通に「贖い」とは、人質(ひとじち)にされた人を自由にさせる為に払うお金です。悪魔は私達を人質にして、奴隷にしました。それで、罪を犯すたびに、私達は悪魔の為に働きます。イエス様は私達を悪魔から買い戻しました。贖いの値段は、金や銀ではなくて、イエス様の聖なる尊い血によったのです。私達を自由になる為に、イエス様は死んで下さいました。私達の仲介者になりました。悪魔と人間の間に、又神様と人間の間に立つ者で、私達が自由になる為に働きました。イエス様は、神様の恵みと憐れみの正直で忠実な管理人でした。

今日の福音書の不正な管理人とイエス様と比べましょう。先ず、正直なイエス様は決して首になりません。しかし、ファリサイ派の人々が彼を首にしようと思いました。それで彼を裁判に連れられました。不正な管理人の悪い事が見つけられた時、彼は会計の報告を直しました。オーリブオイルの2000リットルは1000リットルになりました。小麦の100石kokuを80石になりました。それで自分の家や商売の働きに迎えてくれる友達を作りました。しかし、帳簿chouboを直す事でしたら、イエス様の方がよく出来ます。一億の罪はゼロになります。一千万の咎をゼロにしました。聖書の中では「罪」と他の言葉とは「負債fusai」です。イエス様は私達の負債、罪、誤りを赦します。このようにして、イエス様は私達の友達になって、イエス様は私達を彼の永遠の家に迎えて下さいます。ところで、別のケースで、羊が99匹だけが数えられた時、ファリサイ派の人々が、喜んで帳簿で99匹を正しい数にしようと思いました。罪人や他の迷った人を加えたくないからです。いや、そのよう人を群れから追い出したからです。しかし、正直なイエス様は迷ったものを探しに行きます。それで、群れのすべての信者達に救いがあるようにしました。

教会の私達が福音の管理人達になりました。イエス様の為に働く管理人として、最初の仕事は祈りです。聖パウロは書きました:「1そこで、まず第一に勧めます。願いと祈りと執り成しと感謝とをすべての人々のためにささげなさい。 2王たちやすべての高官のためにもささげなさい。私達が常に信心と品位を保ち、平穏で落ち着いた生活を送るためです。」

光の子らである私達が、正直に働くようにとイエス様は願います。賢くて、知恵をもって、抜け目のないように働くように願います。この世の世俗的な富を使って友達を作るように、即ち、信者になる友達を作って、永遠の家の中で喜んで再び会う為です。伝道活動は安くありません。お金、富が沢山必要です。詳しくは、教会の会計を見て下さい。イエス様は正直な管理人が欲しいと思います。先ず、教会のお金や財産を正しく使う事です。イエス様が言われたのは、お金の事で人を信頼する事ができなければ、天国の本当の富に信頼する事が出来ません。福音を正しく述べ伝えるかどうか信頼する事が出来ません。それで、イエス様は正直な福音のメッセージの管理人が欲しいと思います。聖パウロはその正しいメッセージを言いました、「5神は唯一であり、神と人との間の仲介者も、人であるキリスト・イエスただお一人なのです。 6この方はすべての人の贖いとして御自身を献げられました。」

アーメン。

マイケル・ニアフッド、牧師
沖縄ルーテル教会


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