私の好きな聖句 – ローマ8:28

2020年7月26日

三年ごとに、この日曜日に、使徒書の日課は私の一番好きな聖句です、 ローマ8:28です。「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、私達は知っています。《 そして、三年ごとに、この聖句はまだまだ私の一番好きな聖句かどうか考えます。まだそうです。どうしてか話しましょう。

三年前の説教の中では、このように説明しました、 『多分、日曜学校の暗証聖句だったでしょう。とにかく、今もはっきりおぼえます。ある日、家の裏庭で遊びました。僕の赤いワゴンを地下室の倉庫から引っ張り出そうと思った時、足が滑って、ワゴンにはさまれました。大変だと思いました。そして、突然この聖書の言葉が私の頭の中に入りました。このような時に聖句を思い出す事が変だなと思いました。それで、神様がどのように僕を助けて下さるだろうと。そして、助けて下さいました。その日から、この言葉は私の一番好きな聖句になりました。』

私は別に楽観主義者ではありませんが、人生の経験から習ったのは、どの場合でも、問題を自分の手から神様の御手にゆだねる事です。経験に基づいている信仰です。この聖句の最後の言葉は「私達は知っています《と。「私達は希望する《でもないし、「私達は信じる《でもないし、「私達は感じる《でもありません、「私達は知っています《と。今朝、時間がないので、自分の人生の中で、何回かこの事を分かって来たか話しません。すべてを思い出すのは難しいでしょう。

「万事が益となるように共に働くということ《と。良い事が更に良くなると分かりやすいでしょう。しかし、「万事《と書いています。それは良いものも悪いものも含みます。災いの時、病気や失望や失敗の時、「万事が益となる《事は信じにくいでしょう。自分の誤りと罪と馬鹿な事を考えますと、楽観的に考える事が難しいでしょう。先に言ったように、私は別に楽観主事者ではありませんが、多くの事に対して興味があります、好奇心です。どのように神様がものを良くするかとの好奇心がよくあります。金槌で自分の親指を打ったり、台所の包丁で指を切ったりしますと、「O.K.、神様。どのようにこれが僕の為に良くするでしょうか《と言います。お医者さんは「緑内障だ《と言いますと、「O.K.、神様。どのように、僕の為に良い事になるでしょうか《と思います。その答えがまだ分かりません。また、聖霊は私と家内を沖縄に送りました。ここで何でも間でも僕にとって新しいチャレンジーでした。「O.K.、神様。もし僕たちがここにいる事があなたのご計画でしたら、あなたの知恵を信頼して、沖縄ルーテル教会の為に良い事になると信頼します。しかし、このようにあなたが僕たちを利用する事に。ここに、僕たちを送る目的はなんでしょうか《と思います。

聖句にはこの言葉があります。「御計画に従って召された者たち《と。神学大学で、先生達は学生達にインタービューします。一つの質問に驚きました。「教会の中の働きをする神命感がありますか《と。自分が神様に召されたと悟りました。いつから分かりませんが、赤いワゴンと遊んだ子供の時から分かったのは、神様が僕の人生の一部であると分かって、自分の人生が神様のご計画に従っていると分かりました。人が私に聞いた事があります、『あなたは聖霊のバプテスマを受けているか』と。答えます、「生まれた3週間目から洗礼を受けた時以来、聖霊は私の人生の中で働いています《と。人が私に聞いた事があります、「奇跡を見た事があるか《と。答えます、「僕は神様を信じます。イエス様が僕の救い主であると信じます。信仰の奇跡を見ました。聖霊の呼びかけがなければ、誰も信じる事が出来ません。ですから、信仰そのものは神様がなさる奇跡です《と。

悪い状態から良いものを造ると言いましたら、十字架上のイエス様を覚えましょう。十字架と空っぽのお墓。死と復活。苦しみと癒し。世の罪と御子を送るほとの神の愛。それで、私達には十字架と悲しみがある時、イエス様の十字架と苦しみを見て、イエス様の復活と勝利をも見ます。これは私達のイエス・キリストにある希望と信頼の源と土台です。

聖パウロはローマにあった教会の皆さんに書きました。今日、この手紙を通して、聖霊は沖縄にある教会の皆に語ります。すべての事にイエス様を信頼するようにあなたに話します。あなたが「御計画に従って召された者《です。同時に、聖霊はこの教会の宣教と目的について話します。私達は小さい教会です。役員会や牧師は、何をすればいいか、どうやってすればいいか分からない時があります。しかし、以前神様が私達を手伝いましたので、私達の為にものがよくすると分かります。どのようになさるかについて、興味・好奇心があります。教会の宣教のミッションに興奮をあたえます。

今は、新コロナウィラスの時です。すべてのキリスト信者達が思うのは、どのように神様がこれこそが神の教会の為に良いものになさる事です。キリスト教会が強くなるでしょうか。新しい礼拝方法が出るでしょうか。人は、より強い信仰や信頼を見つけるでしょうか。このような時に、神様の愛をうたがう人がいます。憐れみの為に祈ります。健康や癒しの為に祈ります。このような時にこそ、私の一番好きな聖句が希望と力と慰めと安心と確信を与えます。 ローマ8:28です。「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、私達は知っています。《

アーメン。

マイケル・ニアフッド、牧師
沖縄ルーテル教会


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Michael Nearhood, Pastor
Okinawa Lutheran Church


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