A. D. 2018年 --戌年

元旦礼拝、A. D. 2018年

あけましておめでとうございます! 今年が皆さんの為に良い年になるように祈ります。主の年A.D.2018年は、戌年であるので、聖書の中で、犬についての話どうでしょうか思いました。旧約聖書の中では、犬について良い話が一つも見付けられませんでしたが、新約聖書には、楽しい話しがあります。そしてこの話は、2018年の為に良い生き方になると思います。

マタイ15:21*28

21 イエスはそこをたち、ティルスとシドンの地方に行かれた。22 すると、この地に生まれたカナンの女が出て来て、「主よ、ダビデの子よ、わたしを憐れんでください。娘が悪霊にひどく苦しめられています《と叫んだ。23 しかし、イエスは何もお答えにならなかった。そこで、弟子たちが近寄って来て願った。「この女を追い払ってください。叫びながらついて来ますので。《24 イエスは、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊のところにしか遣わされていない《とお答えになった。25 しかし、女は来て、イエスの前にひれ伏し、「主よ、どうかお助けください《と言った。26 イエスが、「子供たちのパンを取って小犬にやってはいけない《とお答えになると、27 女は言った。「主よ、ごもっともです。しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。《28 そこで、イエスはお答えになった。「婦人よ、あなたの信仰は立派だ。あなたの願いどおりになるように。《そのとき、娘の病気はいやされた。 もし私の犬には好きな聖書の聖句があれば、27と28節でしょう。 27 女は言った。「主よ、ごもっともです。しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。《28 そこで、イエスはお答えになった。「婦人よ、あなたの信仰は立派だ。あなたの願いどおりになるように。《

もし、あなたは家の中で犬を飼っていましたら、この話が分かるでしょう。食事の時、私の犬が食卓のそばに座ります。もし私達のフォークから何か偶然に床に落ちましたら、犬はすぐそれをたべます。又、パンの屑やヌードルを受けるのを、楽しみにして待ちます。小さい物でしても、嬉しそうに食べます。犬と僕の間には関係があります。犬の世話sewaをする事、食べさせる義務があります。犬は人間ではありませんが、愛の絆があります。 *** 神様の御前には私達はそのようです。神様から来るパン屑のような哀れみを待っています。私達の日々の生活の為に必要な物、全部が神様から来ます。今日の話はパン屑についてですので、私はキリストの食卓から来る小さいパンを考えます。ワインの一口を考えます。喜びを持って、キリストが私に御自分の体と血を与えた事を考えます。教会に来られない人の家に行く時や、入院した人を訪ねる時、いつも小さい聖餐式セットを持って行きます。「聖餐式を受けますか《と聞く時、ちょっと興奮があるみたい、キリストの体と血を受ける楽しみがあります。何故ならば、それと共に、罪の赦し、永遠の救いと神様の哀れみがあるからです。又、キリストが自分を神様の子供として受け入れる信仰と喜びがあります。全能の神様の御前に、自分の価値が犬のようでしても、御自分のすべての創造物に、御自分のすべての子供達に対する創造主なる神様の愛を見ます。

そして、勿論そのカナンの女は自分の娘を愛します。その娘も、神様の創造物の大切な一人です。それで、神様が彼女を守る事は当然です。即ち、イエス様が彼女を憐れむ事は当然です。何故でしょうか?彼女は良い人であるからではありません、だって、娘が悪霊にひどく苦しめられているからです。特権を持っているユダヤ人でもありません。異邦人で、神様と関係がない人のようです。 *** 神様の御前では私達もそのようです。私達もユダヤ人ではありません。悪霊や罪に取り付かれている事のように、私達には罪や癖kuseがあります。自分で自分を癒す事が出来ません。独りでイエス様に近寄る事が出来ません。自分の為に仲介chuukaiする人、執り成してくれる人の助けが必要です。

お母さんは娘の為にとりなして助けます。イエス様が町に来られた、と聞いて迎いに行きました。「私を憐れんでください《と叫びました。イエス様の後に続いて行って叫び続けました。ようやく、イエス様は彼女に話しましたが、彼女はイエス様の「No《と言う答えを受け入れません。彼女はイエス様がどなたであるか知ります。メシア、ダビデの子です。それで、イエス様には癒す力があると知って、自分のような人を憐れむ愛があると知ります。 *** 神様の御前には私達もそのようです。私達も神様の力と愛と憐れみを知ります。私達も私達が愛する人の為に祈ります:自分の子供を始め、両親、友達、教会の信者同士、自分自身の為に祈ります。又、自分の為に祈る事が出来ない他の人の為にも祈ります:例えば、赤ちゃん、まだ生まれていない赤ちゃん、ハンディキャップを持つ人、圧迫されている人です。私達皆がこのカナンの女のようになったら良いと思います。キリスト信者達のための模範になります。

今年、私達がその女と同じようになれば良いと思います。同じように他の人の為に祈りましょう。イエス様が私達も助けて下さる確信を持ちましょう。

又、今年、その犬のようになれば良いと思います。すべての物が私達の主人から来ると思うからです。私達の主なる神様は私達を愛して、必要な物を下さると分かります。私達に必要なのは、赦し、助けと信仰です。そして、神様のパンくずのように小さい恵みでしても、今年や永遠の為に全能のものです。

アーメン。

マイケル・ニアフッド、牧師
沖縄ルーテル教会


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