☆証☆

『 NC だからこそ』

山口大学 4 年 坂村 恵

こんにちは。私は 2003 年の NC に参加しました。

全国のキリスト者大学生が集まる NC 。はっきり言って、とっても励まされます。クリスチャン人口 1% 未満といわれる日本で、同じ大学生のクリスチャンが同じ場所に会する時が備えられているということは、本当にすばらしいことだと思います。 NC まであと 2 ヶ月をきりました。 NC だからこそ感じてしまう不安と、 NC だからこそ感じられる喜びを、分かち合いたいと思います。

NC では、新しく会う人がたくさんいます。というか、ほとんどが初めて会う人です。みんなグループに分けられるのですが、もちろんグループメンバーも初めて会う人間どうし。緊張するしお互いのこともよく知らないし、特に KGK 初参加の人だったら「不安・・・」と思っているかもしれません。あ〜どうしたらいいんだ〜・・・という状態が普通だと思います。でも、でもです。お互いはキリスト者同士。それだけで、つながるものがあるのです。そうすると、「私、今信仰的に弱ってる感じだし・・・」とか「信仰者らしくしなきゃ」とか、思うかもしれないけど、思わなくていいんです。なぜなら、 NC は人間であるキリスト者が集まる場所。しかも今回のテーマは「 NOTICE 」。お互い打ちとけあうために、受け入れ合うこと。お互いをもっとよく知るために、気付き合うこと。これを学ぶ場だからです。初めて会った人間同士、人生の中のたった 5 泊 6 日間、生活を共にし、礼拝を共にし、交わりの中で神様の愛を知り、なによりも一人一人が神様に出会う期間。得るものは大きいはずです。

5 泊 6 日間で、一体どれだけ相手のことを知れるというんだ?すぐに別れるのに知ってどうなるんだ?と悲観的になるかもしれません。実際、私は 2003 年の NC の前、そう思ったことがありました。たくさんの人の中で生活するストレスを考えたら行くのがめんどくさく感じたこともありました。でも、あえて言います。悲観的にならないでください。神様はきっと、大きな恵みと励ましを備えていてくださるからです。同じグループに二人の女性の先輩がいました。もちろん二人は NC で初めて出会いました。そんな二人が最後の晩には手を取り合って、お互いのために涙を流して祈っていたのです。私はそれを見て、神様の愛と、神の家族のすばらしさを感じました。それが NC です。

2003 年 NC 参加者全体の集合写真の中にごま粒くらいに写った自分は、拡大してみたらきっとうれしそうな顔をしていると思います。 2006NC まであと少し。神様に期待しています。

『互いの重荷を負い合い、そのようにしてキリストの律法を全うしなさい。』

ガラテヤ6:2

 

†KGK† -National Conference 2006!!-


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