1.パウロたちはテサロニケのユダヤ人の会堂で語った@異邦人の地テサロニケでユダヤ人にまず伝道したテサロニケは異邦人世界だが離散したユダヤ人がいた まずユダヤ人達にイエスこそがメシアだと伝えるため ユダヤ人たちの集まっている会堂へ入ってそこで語ったAパウロたちはユダヤ人の会堂で語るのを常としていた「いつものように」三回の安息日にわたって論証した 安息日の会堂における礼拝で聖書を用いて語ったBまずユダヤ人たちに対してイエスを伝えたのはなぜ?異邦人はそもそも神を知らない→メシア預言も知らない 異邦人に伝えるためにはまず神から始める必要があった ユダヤ人には共通の聖書による信仰的基盤があった2.離散したユダヤ人たちも聖書の神を信じ礼拝していた@ユダヤ人の会堂があったことは信仰の持続を意味した離散したユダヤ人たちも聖書の神を信じ礼拝していた 聖書に記されている律法を守り行おうと心掛けていた 聖書に記されたメシアを当然待ち望んでいたはずA聖書を知り信じているユダヤ人たちにキリストを伝えたパウロは聖書に記されているメシアについて説明した 「メシアは必ず苦しみを受け死者の中から復活する」 「このメシアはわたしが伝えているイエスである」と論証B聖書のメシア預言を知るユダヤ人たちには理解できたパウロが聖書によって論証している内容は理解できた ただしそれを信じ受け入れるかどうかは別問題だった3.パウロの論証を理解しある者は信じある者は反抗した@聖書をもとに論じたパウロの言葉で信じた人は多かった彼らのうちのある者は信じて、パウロとシラスに従った 神をあがめる多くの「ギリシア人」やかなりの数のおもだった 「婦人たち」も同じように二人に従った(17:4)A信じようとしなかったユダヤ人たちは暴動を起こしたユダヤ人たちはねたみ広場にたむろしているならず者を 何人か抱き込んで暴動を起こし町を混乱させヤソンの家 を襲いパウロとシラスを引き出そうと捜した (17:5)強烈B聞く耳のない時にいくら語っても効果はなかった頑なに「イエスは神の子であること」に反対した人々は どんなにパウロが福音を語っても信じなかったばかりか 攻撃してきた←以前のパウロと同じ「神に背いている!」むすび.反対は必ず起こるが恐れずに伝道を続けていく反対する人のために神が働いて下さるように祈り求める