2024年11月17日  「聖霊による宣教の前進P『反対が起きようとも恐れず負けずに宣教前進』」
          使徒言行録 17章1〜15節
1.パウロたちはテサロニケのユダヤ人の会堂で語った
@異邦人の地テサロニケでユダヤ人にまず伝道した
 テサロニケは異邦人世界だが離散したユダヤ人がいた  まずユダヤ人達にイエスこそがメシアだと伝えるため  ユダヤ人たちの集まっている会堂へ入ってそこで語った
Aパウロたちはユダヤ人の会堂で語るのを常としていた
 「いつものように」三回の安息日にわたって論証した  安息日の会堂における礼拝で聖書を用いて語った
Bまずユダヤ人たちに対してイエスを伝えたのはなぜ?
 異邦人はそもそも神を知らない→メシア預言も知らない  異邦人に伝えるためにはまず神から始める必要があった  ユダヤ人には共通の聖書による信仰的基盤があった
2.離散したユダヤ人たちも聖書の神を信じ礼拝していた
@ユダヤ人の会堂があったことは信仰の持続を意味した
 離散したユダヤ人たちも聖書の神を信じ礼拝していた  聖書に記されている律法を守り行おうと心掛けていた  聖書に記されたメシアを当然待ち望んでいたはず
A聖書を知り信じているユダヤ人たちにキリストを伝えた
 パウロは聖書に記されているメシアについて説明した  「メシアは必ず苦しみを受け死者の中から復活する」  「このメシアはわたしが伝えているイエスである」と論証
B聖書のメシア預言を知るユダヤ人たちには理解できた
 パウロが聖書によって論証している内容は理解できた  ただしそれを信じ受け入れるかどうかは別問題だった
3.パウロの論証を理解しある者は信じある者は反抗した
@聖書をもとに論じたパウロの言葉で信じた人は多かった
 彼らのうちのある者は信じて、パウロとシラスに従った  神をあがめる多くの「ギリシア人」やかなりの数のおもだった  「婦人たち」も同じように二人に従った(17:4)
A信じようとしなかったユダヤ人たちは暴動を起こした
 ユダヤ人たちはねたみ広場にたむろしているならず者を  何人か抱き込んで暴動を起こし町を混乱させヤソンの家  を襲いパウロとシラスを引き出そうと捜した (17:5)強烈
B聞く耳のない時にいくら語っても効果はなかった
 頑なに「イエスは神の子であること」に反対した人々は  どんなにパウロが福音を語っても信じなかったばかりか  攻撃してきた←以前のパウロと同じ「神に背いている!」
むすび.反対は必ず起こるが恐れずに伝道を続けていく
 反対する人のために神が働いて下さるように祈り求める