1.神が計画された
@パウロとバルナバの伝道旅行は神が定められていた
わたしが前もって二人に決めておいた仕事 (13:2) ←神が計画されていた
パウロたちの伝道旅行は、神があらかじめ定めていたものだった
時期も場所も人も、すべて神の計画だった
迫害で苦しみを受けることも、やむを得ず避難することも
すべて織り込み済みの、神の定めた計画だった(9:16)
人が計画したものではなかった!
A神の計画はキプロス島からアジアへの伝道だった
キプロス島:地方総督セルギウス・パウルスの救い
→アンティオキア→イコニオン→リストラ→デルベ
進むべき道は神が決め、神が導いておられた
B神はパウロの賜物を生かして用いようとされていた
パウロにあったのは、ガマリエルから学んだ豊富な聖書知識と聖書理解
パウロのこの知識と経験を、神は生かして用いようとされていた
2.人が実行した
@神の計画はパウロとバルナバが実行している
パウロの救いの時は、イエスご自身が直接パウロに現れパウロが救われた
しかし伝道旅行でイエスを伝えたのは、パウロたち人間であってイエスではなかった
イエスが直接人に現れて語ったりはしていない。使徒たちに一任している
Aパウロは豊富な聖書知識を活用し理解を促した
アンティオキアでのパウロの説教は、旧約聖書を次々と引用し
キリストの十字架と復活を語り、キリストによる救いを人々に説明している
パウロの持っていた豊富な聖書知識が、十二分に生かされ用いられている
B実行する人間はそもそも弱かった
しかし、途中で引き返したマルコだけでなくパウロも弱かった
迫害されれば避難する他なく、石で打たれれば死んだように倒れる他なかった
もしかしたら死んで生き返っていたのかもしれない。(重傷なのに翌日に歩けるはずがない)
病気で死んだラザロが生き返った時、健康な体に生き返った。
生き返った時には、病気は消えていた。それと同様にパウロも
一旦死んで、健康な体で生き返ったのではないか?
3.神が成し遂げられた
@神はパウロとバルナバを用いてみわざをなされた
「神が自分たちと共にいて行われた (14:27)」「私たちが」ではなく「神が」行なわれた
伝道旅行の力ある働きは、人によったのではなく神によるもの
神が人を用いて伝道を成し遂げられた
A神の計画は苦難や困難があっても成し遂げられた
伝道旅行は激しい苦難の連続だった
キプロス島での魔術師による妨害
→アンティオキアにおける迫害
→イコニオンでは石で打たれそうになって危うく避難
→リストラまで追跡される
→リストラで偶像の神と混同される
→リストラでパウロは石打ちにされ死んだ?それとも瀕死の重傷?
B神は人を召し共に働きみわざを成し遂げられる
激しい戦いに勝利できたのは、ひとえに神の守りと助けによる
人の力ではできなかった。マルコだけが弱かったのではない
パウロたちも同じように、別の弱さを抱えていた
神は弱いパウロたちに力を与えて、計画を成し遂げられた
さらに神は、人に与えた賜物を生かし用いて御業を成し遂げられている
神はご自身が計画されたことを、必ず成し遂げられる
むすび.私に与えられた神の計画を賜物を用いて実行
私たちにも、神がそれぞれの計画を持っておられる
その計画を知って実行するのが私たち!
困難があっても神の力で乗り越えて、前進し続けよう!ファイト!