2024年10月27日  「聖霊による宣教の前進M『神が人を召し共に働きみわざを成し遂げられて宣教前進』」
          使徒言行録 14章27節
1.神が計画された
@パウロとバルナバの伝道旅行は神が定められていた
 わたしが前もって二人に決めておいた仕事 (13:2) ←神が計画されていた  パウロたちの伝道旅行は、神があらかじめ定めていたものだった  時期も場所も人も、すべて神の計画だった  迫害で苦しみを受けることも、やむを得ず避難することも  すべて織り込み済みの、神の定めた計画だった(9:16)  人が計画したものではなかった!
A神の計画はキプロス島からアジアへの伝道だった
 キプロス島:地方総督セルギウス・パウルスの救い  →アンティオキア→イコニオン→リストラ→デルベ  進むべき道は神が決め、神が導いておられた
B神はパウロの賜物を生かして用いようとされていた
 パウロにあったのは、ガマリエルから学んだ豊富な聖書知識と聖書理解  パウロのこの知識と経験を、神は生かして用いようとされていた
2.人が実行した
@神の計画はパウロとバルナバが実行している
 パウロの救いの時は、イエスご自身が直接パウロに現れパウロが救われた  しかし伝道旅行でイエスを伝えたのは、パウロたち人間であってイエスではなかった  イエスが直接人に現れて語ったりはしていない。使徒たちに一任している
Aパウロは豊富な聖書知識を活用し理解を促した
 アンティオキアでのパウロの説教は、旧約聖書を次々と引用し  キリストの十字架と復活を語り、キリストによる救いを人々に説明している  パウロの持っていた豊富な聖書知識が、十二分に生かされ用いられている
B実行する人間はそもそも弱かった
 しかし、途中で引き返したマルコだけでなくパウロも弱かった  迫害されれば避難する他なく、石で打たれれば死んだように倒れる他なかった  もしかしたら死んで生き返っていたのかもしれない。(重傷なのに翌日に歩けるはずがない)  病気で死んだラザロが生き返った時、健康な体に生き返った。  生き返った時には、病気は消えていた。それと同様にパウロも  一旦死んで、健康な体で生き返ったのではないか?
3.神が成し遂げられた
@神はパウロとバルナバを用いてみわざをなされた
 「神が自分たちと共にいて行われた (14:27)」「私たちが」ではなく「神が」行なわれた  伝道旅行の力ある働きは、人によったのではなく神によるもの  神が人を用いて伝道を成し遂げられた
A神の計画は苦難や困難があっても成し遂げられた
 伝道旅行は激しい苦難の連続だった  キプロス島での魔術師による妨害  →アンティオキアにおける迫害  →イコニオンでは石で打たれそうになって危うく避難  →リストラまで追跡される  →リストラで偶像の神と混同される  →リストラでパウロは石打ちにされ死んだ?それとも瀕死の重傷?
B神は人を召し共に働きみわざを成し遂げられる
 激しい戦いに勝利できたのは、ひとえに神の守りと助けによる  人の力ではできなかった。マルコだけが弱かったのではない  パウロたちも同じように、別の弱さを抱えていた  神は弱いパウロたちに力を与えて、計画を成し遂げられた  さらに神は、人に与えた賜物を生かし用いて御業を成し遂げられている  神はご自身が計画されたことを、必ず成し遂げられる
むすび.私に与えられた神の計画を賜物を用いて実行
 私たちにも、神がそれぞれの計画を持っておられる  その計画を知って実行するのが私たち!  困難があっても神の力で乗り越えて、前進し続けよう!ファイト!