1.用いられたペトロはエルサレム教会から非難された@教会にもコルネリウス家の素晴らしい出来事が伝わった使徒たちとユダヤにいる兄弟たちは異邦人も神の言葉 を受け入れたこと(素晴らしい神の働き)を耳にした(11:1) 本来この知らせは、素晴らしい喜びの知らせだったはず 異邦人が多数救われ天には大きな喜び! 一人の罪人が悔い改めれば、神の天使たちの間に喜びがある。(ルカ15:10) コルネリウスの家では一人ではなく、多くの異邦人が救われたのだから、 天における喜びは、どれ程だったことか!Aだがエルサレムのユダヤ人信徒達はペトロを非難したペトロは多くの異邦人の救いために、神に大いに用いられたのだが 教会は異邦人が大勢救われた事を喜ぶどころか、ペトロを非難した! 「割礼のない者達の所で食事をした」とペトロを非難している 「神の掟に背いた行動をした」というのであるB当時の教会は律法に従い異邦人を拒絶し続けていた協定を結ぶな,縁組するな,偶像を滅ぼせ(申7:1-5) →約束の地に入ったら、そこの民は滅ぼさねばならなかった 空しい偶像に頼る者を憎み主に信頼します(詩31:7) →異邦人は虚しい偶像に頼っているから憎むべき存在 ソロモンの堕落は、異邦人の妻を大勢迎えていたことによった →異邦人とは結婚してはならない 捕囚←偶像崇拝(列下18:12)2.イエス・キリストは律法の終わりとなられた (エフェ2:15)@キリストは律法の終わりとなられた (ロマ10:4)口語訳動物の犠牲の血→イエスの十字架の血,小羊→イエス 神殿・幕屋→イエスの体,大祭司→イエス,初穂→復活 過越祭→イエスの十字架,五旬節→イエスから聖霊降臨A血筋によらない信仰による人こそアブラハムの子孫信仰によって生きる人々こそアブラハムの子(ガラ3:7) 神に選ばれた民=ユダヤ人→イエスを信じる人全員 異邦人もユダヤ人も同じになった (エフェ2:11-16)B様々な律法の規定は終わった←例)自動車仮免許証イエスは律法を廃棄(無用に)←免許合格後仮免廃棄 律法の廃止ではなく律法の本質が完成(マタ5:17-20) 例)免許取得→仮免許証廃棄→自由に運転可能になる3.ペトロの件で教会全体に異邦人の救いが認知された@ペトロは一部始終を順序正しく教会の皆に説明した端折らず誇張せず体験した事実を順序正しく説明した 幻と主の命令の言葉→3人の訪問→コルネリウスの家→ 彼が天使の言葉を説明→ペトロ説教→聖霊降臨(4-15)Aペトロは自分がどう理解して行動したかを説明『あなたがたは聖霊によって洗礼を受ける』を思い出し 私達と同じ聖霊の賜物を神は彼らにも与えられたのだ 私ごときが神のみわざを妨げることなどできない(16-17)B教会全体が異邦人も救われると理解し認識し神を賛美聞いた人々は静まり「異邦人も救われる」と神を賛美(18)むすび.正しかったペトロvs間違っていた教会の大多数多数の意見に流されることなく、ペトロのように神の御心を認識して 果敢に、神の御心を実行する必要がある 教会が多数決で決めていたら、神の御心をつぶしていた所だった 多数決で決めていたら、天においてなされている神の御心が 地においては、なされていなかったところだったのである 御心は天においてなされるように、地においてもなされなければならない 教会は多数決ではなく、神の御心を知ってそれを行なうところ 神の御心を行なうことによって前進するのが教会! 時には、教会の大半が間違いに陥ってしまうこともある 神の御心を知るために、聖書をしっかりと読みながら 聖書の中で示された自分の罪を、祈りの中でしっかりと悔い改め あらゆる罪から離れ去り、神の御心が何であるか神に聴いて行く そのような信仰姿勢が、何としても必要なのである