2024年9月1日  「聖霊による宣教の前進F『殉教による宣教の前進』」
          使徒言行録 7章57〜60節
1.ステファノは聖書を正しく語り人々の罪を指摘した
@ステファノは聖霊に満たされ最高法院で正しく語った
 旧約聖書のアブラハムから始め順序正しく語った  アブラハムがメソポタミアにいた時神が現れ〜(使徒7:2)  イサク,ヤコブ,ヨセフ,モーセ,ダビデ,ソロモン,預言者,…
A最後にイエスを十字架につけた人々の罪を指摘した
 「あなたがたはいつも聖霊に逆らっている。先祖が神の   遣わした預言者に逆らったようにそうしている」 (51)  「先祖は預言者を殺しあなたがたはイエスを殺した」 (52)
Bステファノはイエスが見える程聖霊に満たされて語った
 ステファノは聖霊に満たされ神の栄光とイエスを見た  「天が開いて人の子が神の右に立っておられるのが  見える」(55-56) 彼は聖霊に満たされて語っていた
2.だがステファノの説教を聞いても誰一人信じていない
@人々は反発しただけでその場では誰も信じていない
 ペトロの説教を聞いた時は3千人が救われたのに(2:41)  ステファノの最高法院での場合は誰も救われていない
Aステファノの説教を聞いていた人々は彼を殺そうとした
 人々は大声で叫びながら耳を手でふさぎ、ステファノ  目がけて一斉に襲いかかり(7:57)都の外に引きずり出し  石を投げ始めた。パウロは彼らの着物の番をした(58)
Bステファノは語った後石で打たれて殉教してしまった
 人々が石を投げつけている間ステファノは主に呼びか  け「主イエスよわたしの霊をお受けください」と言った(59)  「主よこの罪を彼らに負わせないでください」→殉教(60)
3.彼の宣教は反発しか招かず逆効果だったのか?
@あのパウロですら反対こそすれ受け入れはしなかった
 パウロもステファノのすごい説教を全部聞いていたのに  全く信じようとせず、悔い改めようともしなかった!  パウロの救いはダマスコ途上でイエスに直接会った時
Aパウロにとってステファノの殉教は忘れられない事件
 パウロの証し:ステファノの血が流された時その場にいて  賛成し彼を殺す者たちの上着の番もした(使22:20)
Bその時は誰も信じようとはしなかったが後に効いてきた
 ステファノの殉教の時の祈りはパウロのためでもあった  「主よこの罪をパウロに負わせないでください」聞かれた
むすび.ステファノの殉教は宣教を大きく前進させた
 そこにいたパウロがやがて救われ異邦人宣教に行った  パウロの救いはステファノの殉教時の祈りの答えだった