2024年8月4日  「聖霊による宣教の前進B『施しを乞うた人との出会いによる宣教の前進』」
          使徒言行録 3章1〜26節
1.男の数が五千人ほどになった(使4:4)経緯は?
@きっかけは何だったか? (5千-3千=2千人も信じた)
 「美しい門」という神殿の門のそばでの生まれながら  足の不自由な男との出会い。彼が施しを乞うた事から  始まった。この後の展開は人の予想を越えた展開
A出会ったその人は人々から重要視されていたか?
 ファリサイ派や律法学者たちのように博学ではなかった  祭司たちのような権威もなく、経済的には困窮状態  人々に求めて受けるだけで人に与えることができない
Bペトロたちはその人に何をしたのか?
 「わたしたちを見なさい」「ナザレの人イエス・キリストの名  によって立ち上がり歩きなさい」と言って彼の右手を取っ  て立ち上がらせただけ←ほんの一瞬の出来事=「癒し」
2.非常に弱かった人との出会いを通して宣教が進んだ
@もし通り過ぎていたらどうだったか?「何だ物乞いか…」
 彼は癒されていなかった→歩けないまま物乞いを続ける  癒されなかっただけでなく信徒は5千人に増えなかった  癒しと大勢の救いという神のみわざが起きていなかった
Aなぜ通り過ぎなかったのか? 施す金もなかったのに
 人々から軽んじられていたその人を軽んじていなかった  社会的弱者であっても軽んじてはいない→大切なひとり  イエスの名によってこの人は癒されるという確固たる信仰
Bこの人との出会いは何をもたらしたか?
 癒し(7-8)→民衆の驚き(10)→集合(11)→宣教(12-26)  →祭司達,神殿守衛長,サドカイ派によって牢に(4:1-3)  →2人の語った言葉を聞き大勢が信じた(4:4)→5千人へ
3.聖霊は人と出会わせて多くの人を救いへと導かれる
@用いられたのは小さく弱く何もできないように見えた人
 一般人からは何の敬意も払われない軽視されていた人  施しを求めるだけで他人に何の利益ももたらさない人  他人の力を借りなければ自分だけでは何もできない人
Aこの人はまさか自分が用いられるとは予想してなかった
 否定的な思い:立てない歩けない仕事などできはしない  生まれながら→癒されるなど思いもよらないことだった  まして主の証し人となって大勢を救いに導くとは想定外
B聖霊がその人とペトロ達を出会わせた 絶妙なタイミング
 ペトロ達はその人との出会いを大切にし有効に用いた
むすび.聖霊の導きによる出会いを大切にしよう
 聖霊は思わぬ人との出会いへと導き宣教が前進する  たとえ社会的弱者であっても神は大きく用いられる