1.ペトロの2回目の説教の特徴は初めの時とほぼ同じ
@恐れずに堂々と大胆に彼らの罪を指摘した ⇔ 2:23
あなたがたはイエスを引き渡し彼を拒んだ (3:13)
正しい方を拒んで人殺しの男を赦せと要求した(14)
あなたがたはイエスを殺してしまった (15)
Aキリストの復活と癒しの御業を力強く証し ⇔ 2:24,32
神はイエスを死者の中から復活させて下さった(15)
いやされたのはイエスを信じる信仰によるのだ(16)
イエスは悪から離れさせ祝福にあずからせるため(26)
B「悔い改めなさい」と悔い改めを強く迫った ⇔ 2:38
あなた方の無知のためであったと分かっています(17)
罪が消し去られるように悔い改めて立ち帰りなさい(19)
2.今回は癒された人がペトロの説教を確証 ⇔ 2:7-12
@癒された人がいたから人々は集まってきた
民衆は皆彼が歩き回り神を賛美しているのを見た(9)
彼らはあの人だと気付き我を忘れるほど驚いた(10)
民衆は皆非常に驚いて一斉に集まって来た(11)
Aもしその人が癒されていなかったらどうだったか?
人々はペトロ達の元に集まってくることはなかった
ペトロも大勢に向かって説教をすることがなかった
B癒された人がそこにいたからペトロは明確に語れた
癒された人は人々に驚きを与えその心を開かせた
この人が生まれつき歩けず乞食だったから用いられた
「イエスが復活し今生きているからこそ癒されたのだ」
3.ペトロは癒された人と神の導きで出会い大勢に伝道
@ペトロは意図的にこの人を癒した訳ではない
×「今日は美しい門のあの人を癒して説教をしよう」
すると生まれながら足の不自由な男が運ばれて来た
神の導きであって、ちょうどそのタイミングだった
Aペトロは施しを乞われたのでイエスの名で癒した
ペトロではなく足の不自由な人の方から話しかけた
ペトロの対応は受動的。声をかけられたから癒した
B信者が5千人になるきっかけは神の導きによる出会い
二人の語った言葉を聞いて信じた人は多く男の数が
五千人ほどになった。(4:4) 神の導きで大勢が信じた
「イエスを信じる信仰による救いと癒し」が伝わった
むすび.聖霊は言葉としるしと導きを与え宣教を助けた
聖霊が働いたからペトロの宣教で大勢が救われた