2024年4月14日  「聖霊の働きによる宣教」
          使徒言行録 3章16節
1.ペトロの2回目の説教の特徴は初めの時とほぼ同じ
@恐れずに堂々と大胆に彼らの罪を指摘した ⇔ 2:23
 あなたがたはイエスを引き渡し彼を拒んだ (3:13)  正しい方を拒んで人殺しの男を赦せと要求した(14)  あなたがたはイエスを殺してしまった (15)
Aキリストの復活と癒しの御業を力強く証し ⇔ 2:24,32
 神はイエスを死者の中から復活させて下さった(15)  いやされたのはイエスを信じる信仰によるのだ(16)  イエスは悪から離れさせ祝福にあずからせるため(26)
B「悔い改めなさい」と悔い改めを強く迫った ⇔ 2:38
 あなた方の無知のためであったと分かっています(17)  罪が消し去られるように悔い改めて立ち帰りなさい(19)
2.今回は癒された人がペトロの説教を確証 ⇔ 2:7-12
@癒された人がいたから人々は集まってきた
 民衆は皆彼が歩き回り神を賛美しているのを見た(9)  彼らはあの人だと気付き我を忘れるほど驚いた(10)  民衆は皆非常に驚いて一斉に集まって来た(11)
Aもしその人が癒されていなかったらどうだったか?
 人々はペトロ達の元に集まってくることはなかった  ペトロも大勢に向かって説教をすることがなかった
B癒された人がそこにいたからペトロは明確に語れた
 癒された人は人々に驚きを与えその心を開かせた  この人が生まれつき歩けず乞食だったから用いられた  「イエスが復活し今生きているからこそ癒されたのだ」
3.ペトロは癒された人と神の導きで出会い大勢に伝道
@ペトロは意図的にこの人を癒した訳ではない
 ×「今日は美しい門のあの人を癒して説教をしよう」  すると生まれながら足の不自由な男が運ばれて来た  神の導きであって、ちょうどそのタイミングだった
Aペトロは施しを乞われたのでイエスの名で癒した
 ペトロではなく足の不自由な人の方から話しかけた  ペトロの対応は受動的。声をかけられたから癒した
B信者が5千人になるきっかけは神の導きによる出会い
 二人の語った言葉を聞いて信じた人は多く男の数が  五千人ほどになった。(4:4) 神の導きで大勢が信じた  「イエスを信じる信仰による救いと癒し」が伝わった
むすび.聖霊は言葉としるしと導きを与え宣教を助けた
 聖霊が働いたからペトロの宣教で大勢が救われた