1.神の壮大な「全人類救済計画」が進められた@アダム以来人類は罪の中で堕落し悪に陥ってきた罪が入り込んでしまった結果放置すると悪の泥沼へ カインはアベルを殺し、ノアの時代はノア以外全滅 ノア以降もバベルの塔を建造し神の言葉に反逆したA凄まじい罪に陥る人類を救うため神は壮大な計画アブラハムを選びその子孫から救い主を誕生させる 当時はアモリ人の罪が極みに達する過程に(創15:16) 一旦エジプトに移住させカナンに帰らせ悪を一掃Bエジプト人やアブラハムの子孫達の罪も織り込み済ヤコブの息子10人は弟ヨセフを売り飛ばす(37:27) ポティファルの妻はヨセフを誘惑し偽りの証言(39:12) ポティファルはヨセフを調べもせず冤罪で投獄(39:20)2.凄まじい罪の嵐の中で人類救済計画は進んでいく@ヨセフはエジプトの牢獄の中から一躍大臣に抜擢神は大収穫前に王に夢を見させヨセフは解き明かす 夢はエジプトの将来を示しヨセフは司政者に(41:41) その後夢の通りにエジプトに大豊作が7年間訪れたA神は7年間の大豊作を用いてエジプトを豊かにさせた豊作の七年間大地は豊かな実りに満ち溢れた(41:47) ヨセフは七年間に国中の食糧をできるかぎり集め、 その食糧を町々に蓄えさせた(41:48) →計量不能にB神は7年間の大飢饉を用いてイスラエルを移住させた豊作後の7年間の大飢饉でもエジプトには食糧備蓄 遂にヨセフの兄たちが食糧調達にやって来た(42:1-) 兄達はヨセフと再会しヤコブの家族はエジプトに(46:1)3.神は絶妙なタイミングで計画を進められていった@7年間の大豊作はヨセフの長い獄中生活の後だったヨセフが兄たちによってエジプトに売られ(37:27) 冤罪で投獄され、給仕役の長に忘れられた後(41:9) ファラオの夢を解き明かし大豊作がやって来たA全能の神はいつでも大豊作をもたらす事ができた神にとって大豊作や大飢饉をもたらすことは容易な事 兄たちの悪巧みや冤罪からヨセフを守る事も容易 しかしあえてヨセフを売らせ冤罪で投獄させた後豊作B神の計画には絶妙なタイミングがある(コヘ3:1,3:8)神のタイミングの中で全人類救済の計画は進んだむすび.7年間の大収穫は神のタイミングで起きていた神はいつでも大収穫を起こすことができるお方 しかし神のタイミングで、7年連続の大収穫を与えられた 毎年大収穫であったなら、神の計画は進んで行かなかった 神の絶妙なタイミングでの大収穫と大飢饉が、神の計画を前進させている ヨセフの連続した苦難も、すべてが神のタイミングの中で起こったこと 大収穫も大飢饉も、実はどちらも感謝な事だった 七年連続の大収穫、これはただ単に収穫が多かったという喜びに留まらず 神の壮大な計画の前進のためになされていた、一大イベントであり 全人類救済のための大計画の一部であって、更に喜ぶべきことだった