1.民は皆律法の言葉を聞いて泣いていた (ネヘ8:9)
@民は皆水の門の前にある広場に集まり律法を聴いた
民はエズラにモーセの律法の書を持って来るよう求め
祭司エズラは律法を会衆の前に持って来た (8:1-2)
夜明けから正午までそれを読み上げ民は皆聴いた (3)
A律法を聴き理解した民は嘆いて泣いていた (8:7-8)
レビ人がその律法を民に説明し民は起立して聴いた
律法を理解した民は嘆いたり、泣いたりしていた (8:9)
Bなぜ人々は嘆いたり、泣いたりしていたのか?
「神との契約を捨て偶像に仕えたから主の怒りが燃え
呪いがく臨み彼らを他国に投げ捨てた」(申29:23-27)
自分たちの先祖の罪と神の裁きを知って泣いていた
2.エズラは「罪の結果を嘆く事をやめ主を喜べ」と教えた
@エズラは「嘆いたり、泣いたりしてはならない」と語った
今日はあなたたちの神主にささげられた聖なる日だ
嘆いたり、泣いたりしてはならない→罪を嘆き悲しむな
神に対する罪を嘆くことで終わるな!神の赦しを知れ!
Aエズラは「主を喜び祝うことこそ力の源である」と語った
「良い肉を食べ甘い飲み物を飲め。貧しい者に分けよ
今日は、我らの主にささげられた聖なる日だ
悲しまず主を喜び祝うことこそ我らの力の源だ」 (8:10)
Bなぜ人々は罪の裁きを受けたのに主を喜べたのか
民は罪を悲しみ嘆き泣いた→とても喜べない状況
「主を喜べ」なぜ?罪の結果→主の怒り→捕囚と荒廃
しかし→帰還→城壁再建→主の回復→罪の赦しがある
3.民は神の赦しと憐れみを理解し大いに喜び祝った
@民は皆飲食し分かち合い大いに喜び祝った
民は皆帰って食べ飲み備えのない者と分かち合い
大いに喜び祝った。→嘆きと涙は喜びに逆転した
Aなぜ?民が律法で教えられたことを理解したから (12)
呪いが臨んでも主に立ち帰れば回復するという約束
「もし主に立ち帰り御声に聞き従うなら主は運命を回復
し追い散らされた地から再び集めて下さる」(申30:1-6)
B主に立ち返るなら主が喜ばれる→だから喜び祝える
主はあなたの手の業すべてに豊かな恵みを与える
先祖の時の様に再びあなたを喜ばれる(申30:9-10)
むすび.主の憐れみで嘆きと涙から大いなる喜びへ回復
罪を悲しむ→主に立ち返る→主は赦される→主を喜ぶ