1.人の力では神の喜ぶ理想的な生き方などできない
@予想に反して理想的な行動がとれなかった例は多い
ペトロ「イエスを知らない」と言った (マタ26:70-75)
パウロ「善をしようとしてもできない」 (ロマ7:18)逆に悪
青年「戒めを守ってきた」→悲しみ去る(マタ19:16-22)
A私たちの内に働く肉の力は予想以上に強い→悪へ
罪へ誘う欲情が体の中に働き死に至る実を結ぶ(ロ7:5)
アカン(ヨ7),サムソン(士16:4-21),アナニア(使5:1-11)他
お互いの間にねたみや争いが絶えない (1コリ3:3)
B神に従って理想的な人生を生きたいのにできない
ペトロ「イエスを知らないなどとは決して言いません」
パウロ「神に喜ばれる善だけをして生きていきたい」
金持ちの青年「神の戒めをすべて守ります」→不可能
2.聖霊は私達を助け本来的な生き方を回復させる
@弱いパウロがなぜあれ程の伝道旅行ができたのか?
聖霊が降ると力を受け主の証人となる (使徒1:8)
パウロの言葉も宣教も聖霊と神の力によった(1コリ2:4)
聖霊の導きで歩めば肉の欲に打ち勝てる(ガラ5:16)
A聖霊は私達が失ってしまった善いものを回復させる
聖霊の結ばせる実は愛,喜び,平安など本来的なもの
罪を犯して失ってしまった実を再び結ぶことが可能に
Bパウロは失われた人々への愛を回復し力強く宣教
3回の伝道旅行,ローマへの護送時も伝道し続けた
3.聖霊の力で本来の理想的な生き方ができるように
@神の目的に生きる人生こそが私達の生きるべき人生
私達の人生には神が与えて下さった神の目的がある
神から離れて生きている時には神の目的が見えない
パウロが迫害者だった時見えてなかった「世界宣教」
A神の願い=神の目的に沿った人生を生きてほしい
できない私達に聖霊を送りできるようにされる(使2:4)
聖霊は力強い味方&弁護者(ヨ14:16)→罪の訴え棄却
聖霊は私を前に向かせ神の目的へと前進させる
B聖霊の力で神の目的に沿った本来の生き方が可能
聖霊によらなければ自分の力ではできないと認める
聖霊に満たされたペトロもパウロも神の目的に生きた
力と知恵を与え助けて下さる聖霊を求め御旨に生きる
むすび.理想的に生きられないとあきらめることはない
自分では「できなかった」→聖霊によって「できる」様に