2023年5月14日  「獅子の穴からの回復」
          ダニエル書 6章24節
1.悪い状況に陥るのは罪に起因するものだけではない
@ダニエルはただ神に祈りを捧げていただけで逮捕
 ねたみによってダニエルを貶めようとする人々の策略  王はひっかかってしまいダニエルをライオンの穴に
Aダニエルは何も悪いことをしていなかった
 ダニエルは神の前に何も悪いことはしていなかった  逆に神に祈りと賛美を捧げるという良い事をしていた  悪かったのは妬みに燃えて策略をめぐらした人々
B迫害は神のために大きな働きをする人に襲い掛かる
 ペトロやパウロも神の働きをすればする程迫害された  キリストがまさにその最大の例:救い主→十字架の死  神の働きをしない人は悪魔にとって脅威でも何でもない
2.ダニエルはライオンの穴の中に入れられたが守られた
@ダニエルはライオンの洞窟に入れられ出られなかった
 石で洞窟の入り口が封印され誰も開けられなかった  一晩中ライオンの穴で過ごすことになったが守られた  神は天使を送ってライオンの口を封じて下さった(6:23)
Aライオンが元々おとなしかったのではない→普通死ぬ
 本来狂暴だったはずなのに全く襲われずに守られた  神の守りはライオンの穴に入れられない守りではなく  狂暴なライオンの穴の中でも私は守るよという守り
Bライオンの穴の中での神の守りは益に働いた
 ダレイオス王にさらなる信仰をもたらした (6:26-28)  ダニエルに敵対する人々を取り除くことになった
3.ダニエルは神を信頼していたので守られ回復した
@彼は恐れずいらだたず人間的な方法に頼らなかった
 ダニエルは禁令が出されても恐れることはなかった  策略を巡らしていた大臣や総督にいらだたなかった  王に直訴して禁令取り消しを願ったりもしていない
Aダニエルは神にどこまでも信頼していた (6:24)
 ダニエルは禁令が出ようともいつも通り祈った(6:11)  ダニエルの祈りは命がけの祈りだった(6:12-14)  王やバビロンの法律よりも力強い神に信頼していた
B神がダニエルに対して報いて下さった
 陥れようとしていた者たちが逆に獅子の穴に(6:25)  ダニエルが敵対する者に報復する必要はなかった
むすび.神に信頼しきる時、神の栄光が表される
 ダニエルと3人の友人に共通している事=神への信頼  燃える炉だろうがライオンの穴だろうが関係なく信頼