1.モーセを非難したミリアムとアロンは主に裁かれた
@ミリアムとアロンはモーセを2つの点で非難した
「モーセはクシュの女(他国人)を妻にしている」(12:1)
「主はモーセを通してのみ語るのか。我々にも」(12:2)
A主はこれを聞かれアロンとミリアムに憤り裁かれた
「あなたたちは三人とも、臨在の幕屋の前に出よ。」
「口から口へ、わたしは彼と語り合うあらわに。何故
畏れもせずわたしの僕モーセを非難するのか」
Bミリアムは神によって重い皮膚病にされた (12:9-10)
主は彼らに対して憤り去って行き雲は幕屋を離れた
ミリアムは重い皮膚病にかかり雪のように白くなった
2.アロンの悔改めとモーセの執成しでミリアムは回復
@アロンは罪に気付き罪を認め悔い改めた (12:11-12)
「私達が愚かにも犯した罪の罰を負わせないで〜」
アロンは自分達が罪を犯した事に気付き罪を認めた
アロンは罪を悔い改めてモーセに助けを求めた
Aモーセはミリアムの回復のためにとりなし祈った
モーセは主に助けを求めて叫んだ。→回復を求めた
「神よ、どうか彼女をいやしてください。」(12:13)
自分の正しさを主張する事なく責めることもなく祈った
Bミリアムは7日間宿営の外に隔離された後回復した
「ミリアムを七日の間宿営の外に隔離しなさい」
ミリアムは宿営の外に七日の間隔離された(12:14-15)
3.神の言葉と神の裁きが罪の状態から回復させた
@当初は非難することが罪だとは気付いていなかった
モーセは何も悪くなかったのに彼らは非難した
非難する方が間違っていたのに正しいと思い込んだ
Aアロンとミリアムは神の選びを否定する程の高慢さ
神がモーセだけを特別に選び言葉を授けておられた
モーセを非難=神の選びと召しを否定し非難する事
神の選びを否定する高慢な態度なのに気付かない
B神が正しい裁きをなされて罪に気付き回復に至った
モーセは非難されても弁明も反発もしていない:謙遜
モーセでなく神が正しい裁きをなさり罪に気付かせた
神に裁かれ罪に気付く事で悔い改めと回復に至った
むすび.キリストによる回復もまず罪に気付くことから
私達も時にアロンとミリアムのように罪に気付かない
神は私の罪に気付かせ悔い改めへと導き回復させる