2022年10月9日  「捕囚からの解放」
          エズラ記 1章1〜11節
1.南ユダ王国の民はバビロンに捕囚になっていた
@バビロンで一生を終えると思わざるを得ない状況
 エルサレムは徹底的に破壊されていた  神殿に火が放たれ城壁は崩され宮殿はすべて灰燼  とても帰れるとは思えない状況下で僕として生活
A主は予想外の方法で人々を捕囚から解放させた
 神が70年という期間を定めておられた=主の計画  異邦人の王キュロスがエルサレム帰還命令を出した  神の方法は異邦人の王に命令させる方法だった!
B神は不可能なような状況から解放してくださった
 数十年も僕となって生活し続け帰還など考えられず  状況から考えて帰還など絶対に不可能な状況だった  4万人程が見事にイスラエルの地に帰還できた
2.現代の私たちも神によって解放される
@もうこのまま解放されないと思わざるを得ない状況
 普通に考えればこのままずっと悪い状況のまま  今苦難の中のヨブのような心情であるかもしれない  自分たちの力ではこれ以上もうどうすることもできない
A主は予想外の方法で解放してくださる
 「まさかペルシアの王キュロスが神殿を建てよと言うとは!」  というのと同様なことが、今の私たちにも起こる
B神は不可能なような状況から解放してくださる
 神にはこの世の王達よりも偉大な力がある  神にとって不可能なことはひとつもない=全知全能  神は不可能と思える状況からでも私たちを解放される
3.私たちが解放されるためになすべきことがある
@神の力は偉大で神の計画は素晴らしい計画と信じる
 神は異邦人の王の心をも変えることのできるお方  神は異邦人の王を用いてでも計画を実行できるお方  神の偉大な力と素晴らしい計画を信じて疑わないこと
A現状を嘆かず、神の計画にゆだねる
 嘆かわしい状況であっても現状を嘆かず神を信じる  70年という神の計画の期間が定められていたように  神には人の思いを超えたご自身のご計画がある
B必ず解放の時が来るから祈って待ち望む
 解放の時が来るまで祈って待ち望む
むすび.神は必ず捕囚のような状況から解放して下さる
 捕囚の時は必ず終わり、神の解放の時がやって来る