1.ねたみは憎しみに続き、最終的には殺意に至る
@子を産まなかったラケルはレアをねたんだ(創世30:1)
レアとヤコブの間にはルベン,シメオン,レビ,ユダ誕生
妹ラケルはねたんで「私に子をくれないなら死にます」
壮絶な姉と妹の妬みによる出産合戦が続いた→争い
Aダタンとアビラムはモーセとアロンをねたんだ
モーセよなぜ会衆の上に立とうとするのか (民数16:3)
彼らは宿営でモーセをねたみアロンをねたんだ。
地は口を開けてダタンを呑み込み…(詩編106:16-18)
Bサウル王はダビデをねたんで命を取ろうとした
ダビデは石一つでゴリアトを倒した (サム上17:50)
町の女たち「サウルは千ダビデは万を討った」 (18:7)
サウルは激怒しダビデをねたみ命を狙い始めた(19:1)
C人々はイエスをねたみのためにピラトに引き渡した
祭司長たちは、イエスを捕らえてピラトに引き渡した
それはねたみのためだと、ピラトには分かっていた(マル15:10)
祭司長たちのねたみは、イエスを十字架で殺した
2.ねたみは愛の反対で捨て去らねばならない
@互いに愛し合いなさい→愛はねたむことをしない
愛は…情け深い。ねたまない。… (1コリ13:4)
ねたみは愛の反対。隣人を愛するならばねたまない
Aねたみは悪で人を汚すものであり神の国に入れない
人の心の中から出て来て人を汚す (マル7:21-23)
ねたみを行う者は死に値する=神の定め(ロマ1:32)
ねたむ者は神の国を受け継げない (ガラ5:21) 滅びる
Bねたみは捨て去るべき→人の上ではなく下になれ
争いとねたみを捨てキリストを身にまとう(ロマ13:13)
うぬぼれ挑み合いねたみ合うことはやめよ(ガラ5:26)
悪意,偽り,偽善,ねたみ,悪口をみな捨てる(1ペト2:1)
3.ねたみから完全に解放されるために必要な3つの事
@神が自分を限りなく愛しておられることを確信する
比較してしまうとあの人だけあんなにいいなあと思う
がその人だけでなく私も、神に限りなく愛されている
そもそも比較すること自体間違い。神の計画は異なる
キリストの十字架の愛は、すべての人に平等。私にも!
Aねたまないで喜ぶ者と共に喜ぶと天に報いがある
ねたまないことは愛することであり愛は天で報われる
地上の報いよりも天の報いの方がずっと素晴らしい
地上の差はやがて終わり、永遠の天の生活が始まる
Bねたみは神の国を受け継げなくする程の悪と知ること
少しぐらいねたんでいても大丈夫というのではない
ねたみを捨てずにいるなら神の国を受け継げない(ガラ5:21)
少しの火でも、家全体を燃やしてしまうのと同じ→すぐに消すこと
むすび.聖霊の与えて下さる愛は人をねたまない愛
限りない愛で神に愛されているのだから神の愛に満
たされ決して人と比べずにねたみを完全に捨て去ろう!