1.劣等感は本来の自分の働きを妨害してしまう
@バイオリニストはバイオリンを弾くことがミッション
ピアニストのようにピアノを弾けなくても問題ない
他の全員がピアニストであっても何の問題もない
×「みんながピアノが弾けるのに私だけ弾けない!」
Aもしバイオリニストがピアノが弾けないと嘆いていたら
嘆く必要がないことを、嘆き悲しんでいることになる
それで肝心のバイオリンも弾く気がなくなったとしたら
せっかく与えられた自分の能力を発揮できなくなる
B人にはそれぞれ別々の使命が神から与えられている
ペトロは初代教会の指導者、パウロは異邦人へ宣教
パウロは最初の聖霊降誕の時にはまだ迫害者だった
だが異邦人宣教の使命はそれとは全く無関係だった
2.なぜ劣等感を抱いてしまうのか?
@パウロ「他の使徒たちと比べたら最も小さな者」
使徒たちの中でもいちばん小さな者であり、
使徒と呼ばれる値打ちのない者 (1コリ15:7-9)
A他人との比較によって自己イメージが低下する
優れた面を持っている隣人と比較→自分=ダメ
比較すれば優劣がつくのは明らかだが役割が違う
神が一つ一つの部分を置かれている (1コ12:14-18)
B自分自身の罪が自己イメージを低くし劣等感へと
「自分はダメだ」→原因は罪にある.こんな罪人だから
神に似せて造られた素晴らしい存在であることが
内在する罪によって完全に覆われてしまっている
3.正しい自己認識による劣等感からの解放
@私は限りない愛で神に愛されていることを確信する
×あの人は私よりも神に愛されている→〇私も同じ
私をダメにしていた罪はすべて十字架で赦されている
神の私に対する愛を疑ってはならない!逆!確信する
A私は神の形に似せて造られた者だと確信する
私は神の最高傑作であり神に愛され喜ばれている
キリスト=インマヌエル→神は私と共にいたいと願われ
B私も神に必要とされていることを確信すること
パウロとペトロの役目が違ったように私も他と違う
パウロは劣等感など抱かず誰よりも働いている(15:10)
他の人がどう用いられていようと自分の使命に生きる
むすび.劣等意識から解放され神の使命に生きよう!