2022年5月29日  「静寂からの解放」
          マルコによる福音書 7章31〜37節
1.イエスは耳が聞こえず話せなかった人を癒された
@耳が聞こえず舌の回らない人がたちまち癒された
 イエスはこの人だけを群衆の中から連れ出しその人に  「開け」と言われるとたちまち耳が開き、舌のもつれが  解け、はっきり話すことができるようになった。
Aイエスに出会う前のこの人の状況:聞こえず話せず
 耳が聞こえなかった:人の話しがわからなかった  舌が回らなかった:人に話しかけられなかった
Bイエスに出会った後のこの人の状況:会話ができる
 耳が聞こえるようになった=人の話しがわかる  話せるようになった=自分の意思を伝えられる  イエスと話せるようになった=霊的な交わりができる
2.生まれながらの人間は霊的な耳と口が塞がっている
@人は神の語られる言葉を聞き神に祈って生きるべき
 幼子は両親に語りかけ聞いて必要なことを学び成長  もし何も聞かず何も語りかけなかったら成長できない  人間本来の生き方は神に聴き神に語りかける生き方
A霊的な耳が閉じているので神の言葉が聞こえない
 神の愛の語りかけが聞こえないので愛がわからない  神の計画が聞けないので何をどうしたらよいか迷う  神の知恵もわからず自分だけで何とかしようとする
B霊的な口が閉じているので神に語りかけられない
 悩みも苦しみも神に打ち明けるべきなのに一人悩む  罪の悔い改めの言葉を神に語ることができない  本来すべき神を賛美することも神に祈ることもしない
3.イエス・キリストは私の霊的な耳と口とを開かれた
@神に語りかけられるようにしてくださった
 神の前に自分の罪深さのため恐れるしかなかった  その罪を赦し神に恐れなく近寄れるようにされた  神を「お父さん」と呼んで何でも話せるようにされた
A神の言葉が聞こえるようにしてくださった
 神の愛の語りかけが聞こえ愛がわかるようにされた  神の計画がわかり何をどうすべきか判断可能になった  どうにもできなかったことが神の知恵を聴き解決へ!
B神と交わって生きる人間本来の生き方が回復した
むすび.霊的な耳と口が開かれた者として生きよう!
 イエスの十字架によって神との交わりが回復したのだ  から神の語りかけを聞きながら絶えず祈って歩もう!