2021年12月5日  「勝利の王イエスを待ち望む」
          マタイによる福音書 2章1〜3節
1.私たちはイエスを私の王として再臨を待ち望む
@再臨の時、イエスは王として来られる
 降誕の時は、か弱い赤ん坊として誕生した  再臨の時は、力強い勝利の王としてイエスは来られる  私たちはイエスを勝利の王として迎えることになる
A勝利の王は号令・大天使の声・ラッパの音と共に来る
 合図の号令、大天使の声、神のラッパが鳴り響くと  主御自身が、天から降って来られる  まさに勝利の主にふさわしく再臨される
B勝利の王イエスは信じるものをご自身の元に迎える
 勝利の王として来られたイエスは、信仰者を迎える  信仰者は携挙され、空中で主と会う(1テサ4:17)  いつまでも、勝利の王イエスと共にいることになる
2.降誕時に主を王として受け入れられなかったヘロデ
@ヘロデ王は誕生したばかりのイエスに不安を抱いた
 イエス降誕時、東方の学者が「ユダヤ人の王」を尋ねた  ヘロデは不安を感じた。なぜ不安だったのか?自分の王位をはく奪されると思った?  新しい王なら自分はどうなる?古い王は殺されるのか?
Aヘロデ王は誕生したばかりのイエスを抹殺しようとした
 王という立場を守るため、保身のためにベツレヘム地方の  2歳以下の幼子をすべて殺した。イエスを完全に拒絶した行動  しかしイエスの家族はエジプトへ逃げて無事だった
Bヘロデ王はイエスを王として受け入れられなかった
 イエスでなく「自分が」王でなければならないという思い  「王としての地位も権力も富も自由も渡すものか!」  無関係な幼子たちを虐殺してでも王の立場を固持
3.自分を王としていると王なるイエスを待ち望めない
@ヘロデは王であることに固執し王イエスを拒絶した
 私が王だ!新たな王など要らない!私の子孫が継ぐ
Aヘロデ王は新しい王イエスを誤解していた
 ヘロデはイエスを自分の王位を脅かす敵と見ていた  キリストは命がけの愛で愛するために世に来られた  勝利の王キリストを誤解してはならなかった
B再臨以前の今、心の王座をイエスに明け渡す
 「私の王はイエスです」という生き方が求められている  私の考えで私のやりたいようにでなく主の御心通りに
むすび.へりくだって勝利の王イエスの再臨を待つ
 決して自分を王としないでイエスを王として待ち望もう