2021年10月31日  「永遠の命が与えられた!」
          ヨハネによる福音書 3章16節
1.天国で永遠に生きる永遠の命が与えられた
@永遠の命について世の人々はほとんど知らない
 「イエスを信じると『永遠の命』が与えられる」という  こんな重要なことが学校教育では教えられていない  日々の新聞やテレビ、ラジオにも「まったくと言っていいほど」出てこない  世の中の一般の人々は、『永遠の命』を知らない  情報弱者というが『永遠の命』に関しては  ほとんどの人が知らないままで、情報弱者になっている
Aイエスを知らないと永遠の命を知らない人生になる
 イエスを知らず永遠の命を知らない → 死が理解不能   死んだらどうなるのか? 一生の疑問、死ぬまでわからずじまい  死後の世界がわからないだけでなく、死が人生最大の恐怖のまま   死後の世界がわからず、ただただ死を恐れる人生   死ぬことが怖いというのは、世界中どこでも同じ  今が幸せだと感じるほど、それを破壊する死が怖くなる   こんなに幸せなのに、死んだら何もかも終わってしまう   死にたくない!この幸せな生活がいつまでも続いてほしい!  本物の幸せは、死が解決しないことには得られない  死んだら消え去る幸せは、真の幸せではなく一時的な「幸せ擬(もど)き」
Bイエスを信じると天国で永遠に生きる命が与えられる
 イエスを信じると、罪のゆるしと永遠の命が与えられる  死んでもその次がある。 死んだら天国で永遠の命をもって生きる  地上の人生の終わりである死は、通過点に過ぎない  地上における肉体の死は、何ら恐れるものではなくなる  死んだ後の永遠の命がわかれば、死は怖くなくなる  逆に永遠に生きる死後のことを、きちんと正しく考えることができる  死後の永遠の命のために、今何をしておけばよいのかがわかる  永遠の命が与えられると、今現在の一時的な地上の人生も充実する  永遠の命を知らずにいると、地上の人生も不安なまま虚しい人生
2.永遠の命を生きる天国こそ本当の故郷
@イエスは私たちのために天国に場所を用意している
 永遠の命で生きる天国とは、どのようなところなのか?  あなたがたのために場所を用意したら〜(ヨハ14:3)  天に私が永遠に住むための場所が用意されている  天の住まいこそ永遠の究極の故郷  故郷に帰ると懐かしく、自分の本来の姿に戻る  リラックスし、故郷の方言で話し、元々育ってきた本来の姿に戻る  天国こそ人間本来の姿に戻って生きる、究極の本来的生き方をする所  そこにイエスは私のために場所を用意していてくださっている
A地上では旅人
 天が真の故郷であるなら、地上は一時的な旅先に過ぎない  家を離れて、キャンプしているようなもの = テント住まいのよう  テントを自宅の様に堅牢にしたり豪華にしたりしない テントは一時的  信仰の先人「地上ではよそ者仮住まい」と語っている  「自分たちが地上ではよそ者であり、   仮住まいの者であることを公に言い表したのです。」(ヘブ11:13)
Bやがて帰ることになる天の故郷こそ熱望すべき場所
 信仰の先人たちは、地上よりも更にまさった天の故郷を熱望していた  「ところが実際は、彼らは更にまさった故郷、   すなわち天の故郷を熱望していたのです。」(へブ11:16)  天国=地上のような罪も病も涙もない完全な住まい  天国こそ、私たちが全身全霊をかけて望み求めるところ  地上には天国はない。地上で探しても、どこにもない
3.天で永遠の命をもって生きることを目指して生きる
@地上でどんな苦しみがあっても天で永遠に安息する
 罪の渦巻く地上では、苦しみが避けられない  しかし最後に行きつく天では、永遠の安息が待っている  地上の苦しみは永遠には続かない一時的  天国は真の安息の場所であり、疲れることも悩み苦しむこともない
A地上で行ったことが天で報いとなって返ってくる
 地上での命は一時的だが、その報いが天で返ってくる  地上の生活が、永遠の天での生活に大きな影響を与えることになる!  天で報いをたくさん受けられるような生き方が、必要
Bいかに神の御心を行い隣人を愛して生きていくか
 天に残るのは信仰と希望と愛の3つ。最高は愛。  神は隣人を自分自身の様に愛せと言われた  いかに隣人を愛したか→それが天での報いを決める  隣人は敵対してくるような人物かもしれない  けれども、「敵を愛しなさい」なのである  あんなに批判され侮辱され蔑まれたのに、愛する?その通り!  やられっぱなしで、大損なのではなく  天で受ける報いが大きくなる  「わたしのためにののしられ、迫害され、   身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、   あなたがたは幸いである。喜びなさい。大いに喜びなさい。   天には大きな報いがある。」(マタ5:11-12)
むすび.永遠の命を与えられた者にふさわしく生きよう
 この世の、永遠の命を知らない生き方に流されないで  永遠の命を持つ者として、それにふさわしく生きていこう