2021年10月24日  「伝道を妨害する者に対する勝利」
          使徒言行録 13章6〜12節
1.パウロの伝道旅行はしばしば妨害されていた
@総督セルギウス・パウルスは求道心を持っていた
 総督はサウロたちを招き神の言葉を聞こうとした  サウロたちにとっては大きな伝道のチャンスだった  彼が救われたらその影響力は多大なものになるはず
A総督への伝道は魔術師エリマによって妨害された
 エリマは地方総督をこの信仰から遠ざけようとした  敵は福音が伝わることを何とかして妨げようとしてくる
B妨害は逆に総督が救われるために効果を発揮した
 エリマは妨害したがパウロは彼の目を見えなくした  総督はこれを見て主の教えに非常に驚いて信じた  もし妨害されなかったらこの奇跡は起こってなかった
2.神の働きをすればするほど妨害はやってくる
@神に従って働きをすれば妨害は来ないのではない
 神の働きをすればするほど神は喜ばれる  しかし神の敵は怒りをあらわにしてくる→攻撃&妨害  神はあえて攻撃や妨害をゆるされる→形勢逆転など
A私たちは愛してくださる神と攻撃する敵の狭間にいる
 私たちの意識は神と敵の狭間にいるという意識  うまくいっても油断しない。絶えず敵が狙っている  いつも神と共に行動し思いにおいても「隙」を作らない
B攻撃や妨害のない伝道はない
 福音を伝えないなら私たちは災いだが、福音を伝えても攻撃が来る  パウロだけでなく私たちにも攻撃や妨害は必ず来る  攻撃や妨害や迫害は、災いではなく私たちに対して益と変わる
3.神の力によってあらゆる妨害に勝利できる
@私たちは神と共にいる限り負けることはない
 パウロは攻撃や妨害で、町を去らねばならない時もあった  しかし去ったのち、逃れた先の町で福音宣教が進んでいった  妨害に負けて逃げたようでも、そうでなく伝道が推進していた  神は攻撃をあえて許されることによって、次々とパウロを  移動させて町から町へと、福音を宣べ伝えさせておられた
A神の力は妨害する者の力よりもはるかに勝る力
 誤解してはならない、神の力は偉大な最強の力  敵の攻撃など、ひとたまりもなく木っ端微塵にできる  神は非常に力強いお方であることを忘れないこと!  神が弱いから、敵の攻撃を防げないのではなく  敵からの攻撃をあえて許されることを通して  攻撃を受けない時よりも、もっと良いことをしてくださろうとしておられる
B逆に妨害が効果的な伝道につながることもある〜妨害は勝利に終わる〜
 神の偉大な力を発揮しないのは、そこに神の計画があるから  パウロとシラスは、フィリピで投獄されるままになった  神は放っておかれた。彼らは宣教に対する妨害に負けてしまったのか?  フィリピの牢獄でパウロとシラスは賛美と祈りをささげ  そのことによって、地震が起きても囚人たちは逃げず  結果として看守が救われ、その家族も救われ、教会の基礎ができることに  結果からみれば、妨害に負けたように見えて大勝利している  妨害する者のなすがままにされたようで、逆に福音が伝わり  人が救われ、教会の基盤が形成されている
むすび.伝道の妨害は来るが神は勝利させて下さる
 敵の迫害攻撃妨害に負けずに、伝道していこう  たとえ妨害が来ても、その背後に神の計画がある  もうだめだという状況は、素晴らしい神の御業の前兆に過ぎない!