1.約束の地を得られたのは神の力によるものだった @優れた武器によって領土を得たのではなかった カナンの地を手に入れたが武器の力ではなかった 勝利は人間の技巧によってもたらされるものではない →武器をどんなに追及しても勝利には無関係 A人数の多さや身体能力の高さゆえでもなかった 兵の数によらず力の強さでもない(詩編33:16-17) →兵士をどんなに集めても勝利には無関係 →腕力がどんなに強くても勝利には無関係 A.エリコの城壁崩壊(ヨシ6:20) →神が城壁を崩された 人間の武器でも力でもなく、ただ神の力のみ B.ベト・ホロンの坂での雹(ヨシ10:11) →神が大石を降らせられた 神が天から降らせられた大石の前に、 兵士の数も武器も腕力も意味をなさなかった B優れた武器や腕力を追及していても勝てなかった 最強の武器を揃え最強の人材を大勢集めても 神が共におられなければ、まったく勝てなかった 神が共にいたからこそ、勝てた 2.神の力は人間の考えを超越している 神の力は人間の考えを超越した驚くべき力 それは神の言葉によって表されている 神の言葉は、単なる言葉ではない! @神の言葉の力は凄まじい (ヘブ11:3) 天地万物は、神の言葉の力によって造られた 神が一言発すると、その通りのものが出来上がった すべての見えるものは、神の言葉によって存在している 神の言葉だけでも、人の想像を絶する力がある 天地万物をお創りになられた言葉を持たれている神の力たるや 被造物にとっては、もはやその前に屈するしかない A神は恐るべき勇士として共におられる その言葉で万物を創造された神が、私たちと共にいて戦われる 主は恐るべき勇士として私と共にいます(エレ20:11) 敵と言えども被造物に過ぎず、神に勝てる訳がない 神が共におられるということは、恐るべき勇士が 共におられるということ もはやこわいものなし、恐れる必要など少しもない B神が民を敵に勝たせられた結果カナンの地を取得 敵に勝利し憎む者を恥に落とすのは神 (44:8) 神が勝利をお与えになったからこそ、イスラエルの民は勝利できた 共におられなければ、決してカナンは得られなかった 超越的力を持たれている神が共におられるということは そういうこと。どんな敵をも恐れる必要などない。 神が共におられるなら、どんな戦いにも勝利できる 3.私たちも神の力で信仰の戦いに勝利する 私たちも、想像を絶する神の力で、 信仰の戦いに勝利することができる ただし、その際に注意することがある @神の力以外のもので勝とうとしないこと 人間的な技巧や策略、力で戦おうとしないこと 神の力以外のものに頼んで戦うなら負ける 自分の力や能力や策略を優先したら、負ける ゴリアトを倒したダビデも武器ではなく神を頼った 確かにダビデは石投げという武器を持っており、名手だった またライオンやクマと戦って羊を取り返すという実績もあった しかしダビデは、自分の力と経験に頼って戦ったのではない わたしは万軍の主の名によってお前に立ち向かう。(サム上17:45) A神の言葉によって神の力が発揮されることを信じて行う 力ある神の言葉が、私たちに与えられている 私たちはこの神の言葉を実際に語って、信じて行う 疑わず自分の言う通りになると信じる(マル11:23-24) キリストが言われた言葉を信じて実行する 神の言葉を宣言する時私を通して神の業が起こる 神が働かれる時、そこには勝利しかない B神の言葉によってもたらされる神の力で勝利できる 神の言葉が宣言される所に、神の支配が実現する 神がそこを統治され、神の国がそこに実現する 神が統治されているなら、そこに敗北はない むすび.人ではなく神に信頼して神の力で勝利 自分の力に頼らず神の力によって勝利しよう 神の言葉を信仰もって告白しよう、必ず勝利できる どんな迫害や困難も、驚くべき大勇士である神が 共にいて下さり乗り越えることができる!