2021年3月7日  「ダビデの3勇士」
          サムエル記下 23章8〜17節
1.ダビデはひとりではなかった

@37人の勇士たちが共に戦っていた
 ツェルヤの子、ヨアブの兄弟アビシャイ、
 ヨヤダの子ベナヤをはじめとしてヘト人ウリヤまで
 34人。それに加えて3勇士がいた(サム下23:18-39)

Aその中で3勇士は突出していた
 ハクモニ人イシュバアル。三勇士の頭。一度に800人
 アホア人ドドの子エルアザル。手が剣にはり付いた
 ハラリ人アゲの子シャンマ。レンズ豆畑にとどまった

B勇士たちがいたからこそダビデは勝利できた
 確かに神が共にいて勝利をダビデに与えられたが
 ダビデひとりで戦っていたのではなく、勇士たちが
 共にいて戦っていた。そして戦いに勝利していた。

2.3勇士の戦いの特徴は何か?

@ただひとりで敵に挑んで勝利している
 3勇士と言っても3人共にではなくひとりづつが
 それぞれの置かれた状況で単独で戦い武勲をあげた
 イシュバアルの800人相手の戦いは彼ひとりでの戦い

Aひとりの勝利が全体の勝利へつながっていた
 3勇士が大きな武勲を上げた後、全体が勝利した
 もし彼らが負けていたら、全体も勝利に導けなかった

B主君ダビデに対して忠実で命をかけた
 刈り入れ時にアドラムの洞窟にいたダビデ
 「ベツレヘムの城門の傍らにある、あの井戸の水を
  飲ませてくれる者があればよいのに」と切望した。

 ダビデのために、たった3人で敵陣を突破して
 水を汲んで持ち帰った。
 何という忠誠心か!互いに信頼し合う信頼関係の強さを見る

 信頼は愛のひとつの現れ。
 当然ダビデも暑い信頼を彼らに寄せていたことだろう。
 互いに信頼し合う愛の関係が見て取れる

3.信仰の戦いへの応用

@共に戦う
 教会の霊的な戦いは牧師だけが戦うのではない
 教会全体で戦っていく。みんなが主の霊的な兵士

A個人個人の持ち場においてはひとりで戦う
 3勇士がひとりで戦って勝利したように
 持ち場持ち場においては単独の戦いを戦う
 他の人ではできない自分自身の使命がある

B神と人に対する忠実さは大きな力になる
 3勇士が敵陣突破も恐れずダビデのために行なった
 ことは、ダビデをどれ程力づけたことだろう。

むすび.3勇士のように霊の戦いを戦い勝利しよう
 教会はひとりひとりがその持ち場持ち場で戦うところ