2021年2月21日  「少年が巨人に勝利」
          サムエル記上 17章49節
1.ゴリアトは身の丈6キュビト半の巨人だった

@ペリシテ軍には巨人ゴリアトがいた
 身長3mほどの巨人でイスラエル軍は恐れていた
 サウルとイスラエルの全軍は、このペリシテ人の
 言葉を聞いて恐れおののいた。(サム上17:11)

Aカナン偵察隊がカナンの地の巨人を確認していた
 我々が見た民は皆、巨人だった。そこで我々が見た
 のは、ネフィリムなのだ(民数13:33)巨人=ネフィリム
 普通のサイズの人間ではない巨人が住んでいた

B巨人ネフィリムはノアの洪水前にもいた
 ネフィリムは神の子らと人の娘らとの間に生まれている
 その結果人間の寿命は120年になった→更に洪水
 ネフィリムの存在と悪の増大は関連があったはず

2.ゴリアトに立ち向かった時ダビデは少年だった

@兄たちはダビデが面白半分で見に来たと思った
 ダビデはエッサイの8番目の男子。戦いは3男まで。
 エリアブ、アビナダブ、シャンマから見てまだまだ幼い
 戦えるなど思いもしない→子供の興味本位の行動だ

Aサウルはダビデを少年だから戦えないと言っている
 サウル「戦うことなどできない。お前は少年だ」(17:33)
 ゴリアトが巨人という前にダビデ自身がまだ少年
 ダビデは少年だから戦うことができない=未熟と認識

Bゴリアトも戦うまでもないただの少年と見て侮った
 血色の良い姿の美しい少年→ゴリアトは侮った(17:42)
 侮るほど小さく弱そうだった。しかも丸腰で杖だけ。

3.ダビデの戦いに学ぶこと

@ダビデは神を信じて主の名で恐れず立ち向かった
 この戦いは主の戦い→主が戦われる→勝利を確信
 剣や槍などの武器は必要ない→不要な物は捨てた
 勝利の結果栄光が神に!神の栄光を目的としていた

Aダビデの戦いに際する力の源泉は主の霊だった
 ダビデには、主の霊が特別に激しく降っていた。
 ダビデの力強さは主なる神から来ていたということ

B主の戦いなら主が戦われて必ず勝利する
 たとえ自分が少年だろうが相手が巨人だろうが勝利

むすび.巨人のような相手でも信仰によって勝利できる
 主が戦って下さると信じて恐れずに立ち向かおう!
 主が戦いに必ず勝利を与えて下さり神の栄光となる