2020年11月29日  「互いに励まし合う」〜愛は互いに励まし合う〜
          ヘブライ人への手紙 3章13節
1.人がひとりでいるのは良くない (創世2:18)

@なぜ「ひとりになりたい」のだろう?
 祈る時は奥の自分の部屋に入り戸を閉め (マタ6:6)
 ひとりでいると誰にも邪魔されずに過ごすことができる

Aしかしひとりよりもふたりが良いと言われている
 共に労苦すれば、その報いは良い。(コヘ4:9)
 倒れれば、ひとりがその友を助け起こす。(10)

B実はひとりでい続けることはハイリスク
 励まし合うと、罪に惑わされてかたくなにならない
 ひとりでいる時に誘惑に陥りやすい←監視の目がない
 例:ひとりで歩き誘惑に陥ったダビデ王(サム下11:2)

2.励まされることがすべての人に必要 

@励まされることは大きな力になっている
 無観客試合→選手にとって励みがない→やりづらい
 プロの選手であってもそう。皆が励ましを求めている
 祈るモーセの横にアロンとフルがいた (出エ17:12)

A苦難の中で反対ばかりされていたらやる気をなくす
 誰でも励ましを受けずに反対ばかりなら気落ちする
 パウロもマケドニア州に着いた時気落ちしていたが
 テトスの到着によって慰めを受けている (2コリ7:5,6)

B励ましには緊急性がある「今日」という内に励ます!
 明日励まそうでは遅い!またいつかではなく今日
 人は思ったより強くない。愛されることが日々に必要

3.一番の励ましは実際に会うこと

@顔と顔とを合わせて共に集うことが大きな励まし

 a) 伝道旅行でのマルコ離脱におけるパウロのショック
  パウロはマルコの離脱によってショックを受けた
  マルコと顔と顔を合わせられなくなることの失望感を体験
  今まで一緒にいて共に戦ってきた仲間がいなくなる衝撃

 →そんなマルコは、次の伝道旅行には連れて行けない!
  途中で抜けられると皆の士気が挫かれる
  それ程一緒にいることは重要なことで、大きな励みになること

 b) ローマの信徒に会って励まし合いたかった(ロマ1:12)
  パウロも、ローマの信徒たちに、遠くから手紙を送るだけでなく
  そこに実際に行って、顔と顔とを合わせて実際に会って励まし合いたかった。
  それ程一緒にいることは大きな励みになること

Aパウロ自身励ましを受け、また励ましを与えていた
 テトスの到来によって励ましを受けた(2コリ7:5,6)
 ティキコを遣わしエフェソ教会を励ました(エ6:21-22)

B共に集って礼拝するのは大きな励ましになる
 やむを得ず、動画をリモートで見ながら集会に参加することもある
 動画の中の皆の楽しそうな姿を見ると、そこに加われない寂しさを感じる
 見ているだけで、彼らは私がここにいるのに気づいてくれない、彼らに声もかけられない

むすび.人はひとりではなく愛し合うように作られている
 愛し合うことは、励まし合うこと。
 励ましは、人を力づけ、喜びを与え、罪の誘惑からも遠ざけてくれる (ヘブ10:25)
 いよいよ励まし合って、礼拝に集い更に励まし合おう!